正月に、聖なる空間である神社に、
一つの神社、異次元への通路に、
一日に何十万人もの人々が集まり、願いごとをします。
それが、エゴからの願いごとから、惑星意識からの祈りに。
さらに、宇宙意識からの祈りに、変ったなら、
そのエネルギーは、必ず、日本を変え、地球を変えます。
大晦日。そして、元旦。
多くの方が、初詣でに、神社やお寺に御参りに行かれることでしょう。
冬の澄み切った空気の中、ある種、敬虔な思いで、出かける。
心の底から、わきあがる思い、 すべてがつながっているという、
宇宙の有機的な秩序に、感謝する。
そんな「祈り」が、自然と生み出される時と場所。
あなたは、そして、ご一緒に行く方は、何を祈り、願うのですか?
世界に平和が訪れることを願うのでしょうか?
人が生み出した環境問題を、解決していくことを祈るのでしょうか?
飢餓で苦しむ人たちを根本的に救うために、
菜食を広げていくことを誓うのでしょうか?
そのすべてを越える、大きな祈りを、
行いたいと思っているかもしれません。
ところが、神社が、お寺が、ご祈願として用意しているのは、
決められたように、「家内安全」「商売繁盛」。
そして、それを多くの人が願います。
それは、自分のためだけの、願いへの誘導。
自分の家族のためだけの「家内安全」、
自分の会社のためだけの「商売繁盛」の願い。
真の「祈り」の時を、
そんな形の自分の「願い事」をする仕組みにさせられてしまっています。
そのまま受け入れていいのでしょうか。
新しい年も、そんな次元で、生きることをまた、繰り返すのですか?
今、ここから、それを、変えませんか?
自分の利益を願う方向への誘いに、人が従うのではなく、
心の底から、わきあがる思い、に従い、
生命のための、平和のための「祈り」の気持ちを高めるような、
そんな変更を、心の中のエネルギーに、起こしたい。
人のためであり、地球のためであり、宇宙の摂理に協力する、
本来の「祈り」を、多くの日本人が、神社で行うように促すことが、
今、重要なのだと思います。
初詣に、
心の底から湧き出る「思い」を、
「祈り」に
初詣の祈りを、家内安全、商売繁盛、という自分だけの願いから、
神も、多くの人も、賛同できる、
祈り( 意 + 乗り) に、変えてみまませんか。
周りの人にも、そう、呼びかけませんか?
祈り( 意 + 乗り)とは、エゴの願いに対して、多くの人が賛成する願い、思い、考え。
神様も乗れる、願いを、「祈り」だと考えます。
宇宙調和
人類進化
世界平和
惑星意識
宇宙意識
何千万人もの初詣する人々、その潜在的な力というものを感じないでしょうか?
その「願いごと」が、自分のための願いごとから、
もし、地球のための、宇宙のための「祈り」にそのクオリティーが変わった時、
その「祈り」がすごいエネルギーをもつことを想像することができないでしょうか?
そして、さらに、地球上の様々な場所で、
同じ瞬間に、宇宙と生体のリズムに合った「祈り」が行われたなら、
その「祈り」は同調して、宇宙にまで影響を及ぼすことを
感じることができないでしょうか?
銀河の人類学者の視点から、地球と人のおこすべき変化を俯瞰するなら、
日本人が、日本の伝統の中から、多くのものを生み出すことができることに気づきます。
「家内安全」「商売繁盛」ではない、 宇宙に同調し、自然に同期する、祈りを
今、ここから、生み出して行きましょう。
祈りを口にすることは、表明です。
宇宙の摂理にあった目的をもって、
この地球での思いを、祈りとして表明すれば、それは顕現します。
それが、創造、プロデュースです。
何を祈りますか?
つまり、あなたは、何を生み出しますか?
今、ここから
「9.11 人類が、正義という呪縛から解き放たれるために」 柳瀬宏秀 著 より