9月の最後の週末は
県内の温泉地ゆふいんで過ごしました。
久しぶりの、ひとり旅です。
統合失調症を発症する少し前から
ひとりで出かけることが難しくなっていたので、数えてみたら5〜6年ぶりでした。
服薬を続けたおかげと、
就労移行支援サービスの利用で
生活と体調が整ってきて、
ひとりで考えて行動することを
以前ほど難しく感じなくなってきました。
旅の計画を立てたり、
移動や食事をしたり、
困ったことがあったら調べたり人に聞くなどして
ある程度はひとりで旅行ができそうだと
思えるようになりました。
ゆふいんは、ときどき日帰りで遊びに行ったことのある町ですし
迷子になる心配もあまりないので
ひとり旅の再デビューにはぴったりでした。
家に帰りたくなったとしても
列車や車でで1時間くらいの距離なのです。
でも、途中で帰りたくなることはないだろうな…
むしろ帰りたくなくなるのではないかなぁと思いました。
というのも、
8月の終わり頃から
不眠が続いたことで心が荒れて、
同居している両親と衝突したり
冷戦状態になったりすることが
最近は多々あったからです。
日常から少し離れて、
ひとりの空間と時間をつくり
心身を回復させたいと思い、
今回の旅を計画しました。
いつもと違う場所に身を置いて、
自然と体とのリズムを合わせて
過ごしたいなぁ…と思ったのです。
今回の旅の目的は「ゆるむこと」
リラックスして過ごせるように
持っていくグッズを厳選したら
2泊分の荷物が結構重たくなってしまいました(笑)
寝るとき用の部屋着と
スキンケア類の液体がかさばっていたけれど、そういうものたちは
いつもと同じのが安心できるのですよね…。
持って行きたかったタオルを1枚に減らして、
なんとか荷物をカバンに収めました。
パソコンも持っていくことにしたので
徒歩+列車で行くのはやめて、
父の車で送ってもらうことになりました。
両親も用事を済ませがてら
山を見たり、ドライブがしたかったようです。
出発直前で、わたしが運転したくなり
ゆふいんまでの1時間ほど
ハンドルを握りました。
その日は運転することに
あまり緊張を感じませんでした。
午前中に荷造りを済ませた後は
特にすることが無く、のんびり過ごしていて元気が余っていたし、
出かける前にコーヒーを飲んで
落ち着いた気持ちになっていたのも
良かったのかもしれません。
交通量の多いところを抜けたら
車線変更もなく、
ほぼ道なりに前進するだけでした。
だんだんと山や田んぼが多くなって
空が暮れてきて、
夜に向けて出かけることに
わくわくしてきました。
田舎道のカーブや細めの道路も
楽しんで走れました。
途中で休憩したり、
運転を交代することなく
旅館に到着しました。
(最後の細い田んぼ道だけ
父に代わってもらいました)
長く生きていそうな木の茂った駐車場で
荷物を降ろしていると
白キジ柄の猫が歩いてきて、
こちらを見ながら先導するように
旅館の門の中に走っていきました。
猫について行って
チェックインを済ませ、
泊まるお部屋に入ると
窓から由布岳が見えました。
稲刈り直前の田んぼの黄金色も見えて、とてもきれいでした。
先ほどの白キジ猫は、田んぼの中から
わたしのことをじっと見ていました。
↑猫がいるの、わかるかな〜?
到着した日の夕方は
由布岳の山頂に雲がかかっていましたが、
昨年登頂した飯盛ヶ城が
はっきりと見えました。
(右側の草の色をした低山です)
猫と山と田んぼの景色に出迎えられて、
お部屋も思いがけず広くて
いい気分で深呼吸しました。
2につづく
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