私は深く傷ついたことが山ほどある。
憎しみすぎて、
その人が自分より苦しんでくれないと
私が癒されないと思っていた。
試行錯誤した。
自分は、この人に囚われるために
生きてるわけじゃない。
私は一生幸せを知らないで
生きるというのは嫌だ。
傷つけてきたあいつが変わらないならば
私の考え方を変えるしか
幸せになる方法はないと、
ある時行き着いた。
許す作業というのは、
相手のためじゃない。
自分を生きやすくするためだ。
あんなやつなんかの言動に
振り回されてたまるか
という原動力、
私には、幸せになる権利があるんだと、
そのために私は
私を傷つけた全てを「許す」作業に
立ち向かった。
簡単ではなかった。
だけど、できる日が来た。
自分は、今までの「苦しみ」しかない中、
生き抜いたことを褒める気持ちを持っている。
よく死なないでいられた
それだけを褒めた。
あの人のためじゃない。
自分が幸せになるために、
「許す」を目標に生きた。
あの人が死んでからじゃ、
絶対無理な境地だと思った。
あの人が生きているうちに、
達成したい。
自分の魂が奮い立った。
今は目標達成できた自分に
嬉しく思う。
自分が変われば
見える世界も変わる。
仲良くできる人が変わる。
仲良くの仕方が変わる。
心の繋がりを大切にできるようになる。
許せるから変なことを言われても、
そういう人だからと割り切れる。
どうしても変なこと言う人だなと
割り切れない日は、
私はこの人のエネルギーに やられて
調子悪くなってるだけなんだから
ゆっくり自分を癒す時間を取ろうと決意する。
憎しみの感情を抱えるくらい
つらい自分を
まずは、許してあげてください。
だって傷ついたもん
悲しいもん
分かってほしいもん
と思う自分は悪くないと
許してください。
それだけ頑張ってる自分、
幸せになる権利があると
決意してください。
そしていつか
憎きあいつが
まあ、だいぶ変な奴だけど、
まあ、そんなに関わりたいわけじゃないけど、
くらいまでなれたら、
だいぶ自分に集中できるようになるから
その時もまた褒めてください。
自分に発生するマイナス感情から
まずは許す。
そこから魂を癒す作業に入ります。
本来の魂は、
みんなとてもきれいなんですから。
嫌な気持ちも含めて
魂の成長体験のひとつです。
実は、
無駄な経験ひとつもないよ。
毎日一生懸命生きてくれて
ありがとう。