アボベンゾンは本当に安全な成分ですか?
1年を通して365日、日焼け止めを塗ることは健康な肌を作るための必須ケアです。
紫外線を効果的にカットする代表成分3つは
1)酸化チタン(Titanium dioxide)
2)酸化亜鉛(Zinc oxide)
3)アボベンゾン(Avonbenzone)
=t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン(Butyl Methoxydibenzoylmethane)
※全成分リストに「アボベンゾン」は、
「t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン」と表示される場合がありますので、よく確認してください!
上の3つは、アメリカの食品医薬品局から承認をもらった成分です。
「いい日焼け止め」なら、上の3つの成分のうち、1つ以上が配合されているべきです。
しかし、「アボベンゾン」成分に関して意見がまちまちです。
アメリカのメンフィス大学(University of Memphis)の物理学者、ロバートセイレイは
アボベンゾンは紫外線を吸収する性質を持っているので、紫外線カット成分として使われたりするが、
実は太陽に当たると30分以内に破壊されてDNAを傷つける
と、アボベンゾンの危険性について述べ、化粧品業界に大きな反響を呼びました。
(『Health magazine』1998.5-6)
しかし、ロバートの研究は2つの限界を持ちます。
1)人の肌にテストされていない
2)実験に使われた成分の量は食品医薬品局が提示する量よりはるかに少ない
アボベンゾンは安全な成分です。
アボベンゾンは1981年からずっと使われている紫外線カット成分として、
カナダ、オーストラリア、ヨーロッパをはじめ、世界中で最も多く使われている成分の一つです。
さらに、アメリカの食品医薬品局はアボベンゾンに関する研究を7年間続けてきた結果、
アボベンゾンを安全で効果的な紫外線カット成分と認めました。
アボベンゾンは全ての食品医薬品局で「安全」と「効果」に関する研究から厳しい基準をクリアして
新しい薬品として正式に登録されています。
それに、アボベンゾンの紫外線カット効果の持続時間を調べた実験で
アボベンゾンは太陽に当たって72時間後、最初より25%減っており、
これは他の成分よりも紫外線カット効果が長かった
ことがわかります。
これは、ロバートの「30分後、50%減少」という結果とは全く違う結果です。
アボベンゾンは食品医薬品局から「安全」と「効果」を認めた確かに安全な紫外線カット成分です。
持続性が良く、紫外線カット効果の高い日焼け止めを探しているなら、
アボベンゾン成分が入った日焼け止めは
きっといい選択になるでしょう
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