コスメフリークのみなさん、最近、「ナノ化粧品」ってよく見かけませんか?


軽く「ナノ化粧品」でググってみますと、


”13万4000件"ヒット!!


いやーもはや情報洪水ですよね。


ナノって一体なんナノよ!?って話です(;^_^A


「ナノ」とは、実は、kg(キログラム)の「キロ」や、メモリースティック1GB(ギガバイト)の「ギガ」と兄弟みたいな存在です。(他にも、マイクロ、メガ、テラ、など、、)


これは、数字の大きさを1000倍単位で表す頭文字の一群です。理系(物理、化学など)では当たり前のように使われております。


ある単位(グラム、メートルなど)の数字が大きくなりすぎたり、小さくなりすぎたりすると、ぱっと見、何がなんだかわからないから、見やすくしようということで、みんなで決めたものだと思います(たぶん)


1000,000,000,000メートル


なんて書かれてもわかりませんよね?


なので、ゼロが3つ以上ついたら、頭文字をつけましょうということになりました。


つまり


0から「大きく」なると、キロ(1000)、メガ(1000,000)、ギガ(1000,000,000)、テラ(1000,000,000,000)・・・


0から「小さく」なると、ミリ(1/1000)、マイクロ(1/1000,000)、ナノ(1/1000,000,000)、ピコ(1/1000,000,000,000)・・・


と、ただ、そういうことなのです。


これを踏まえて、ナノ化粧品とは、


「1/1000,000,000の小さな化粧品」


というわけではなく、


「1/1000,000,000まで小さくした、「有効成分のカタマリ」を含んだ化粧品」


ということです。


何がいいかというと、「小さくなったことによって、肌の奥までグングン吸い込まれる」というイメージです。


あくまで「イメージ」です。汗


このイメージを利用しているだけなのか、ホントにナノ技術によって優れた化粧品を作っているかは、メーカーによります。


「ナノ」を前面に押し出しているメーカーは、有効成分をぜひチェックしてください。


「ナノ」は、ただ小さいだけ。実際にお肌に効果をもたらすのは、「有効成分」ですので!!ニコニコ


ちなみに、

「ナノ」を用いた化粧品マーケティングを分類できるような気がしたので、また今度アップしますね音譜


この記事が誰かのお役に立てることを願って・・・キートス

○化粧品会社ってどんな研究やってるの?

・各社のスキンケア理論・研究内容の全体像

資生堂、カネボウ/花王、コーセー、P&G、ポーラ、メナード、ロレアル、などなど


・機能別(美白、肌荒れ、シワ、老化・・・)の研究内容


・大学における研究


○化粧品会社の広告だけじゃ、ウソかホントか分からないわ!!を解決

・化粧品を科学的に知るための情報源の整理


・ウソ/ホントの判断ポイント


○もっとキレイになりたい!!へのアンサー

・研究するに値する化粧品の価値って何?

・消費者は何を望んでいるのか・・・





ぱっと思いついたのはそんな感じ・・・


皆様はじめまして。

キートス(フィンランド語で「ありがとう」)です。


このブログのテーマは、


・化粧品会社の数だけ存在する化粧品のウソ・ホントの情報を、

・化粧品科学者として、中立な視点から分かり易く発信し、

・キレイになりたい男性・女性のお役に立つこと+ひいては、化粧品業界のレベルを底上げすること!!!


です。


私は現在、某所にて化粧品+皮膚の研究をしています。(特にスキンケア化粧品)


研究をしながら、ある想いをもっていました。










なんか、うさんくさい化粧品が多いよね!!!

売れればそれでいいのかい?消費者をバカにしてんじゃないかい?と。



そういうことで私は、


・うさんくさくい化粧品と、ちゃんとした化粧品を見分けたい

・でも専門的なことは分からない

・どうしたらよいのだろうか


という方々と一緒になって、化粧品業界のレベルをもっともっと高くして、みんなでキレイになろう!!という想いで、ブログを立ち上げました。


見切り発車ですが、ぼちぼち発信していきたいと思います。


今日はここまで。読んでくれてキートス♪