神戸を舞台に話題になった「華麗なる一族」というドラマ。
人々の心に今はどれくらい残っているのでしょう。。。
あのドラマがOAされた数ヶ月ほど後に、
モデルとされていた人が天国に行きました。
(いわゆる鉄平さん。)
先日、その方の一年と少しのお別れ会だったので
節目に したためたいと思います。
その家と我が家とは古くからのお付き合いで、
3年前、皮肉にも時を同じくして 病気と闘っていた互いの家族を看病しながら、
二つの家同士 みんなで支えあって生きていました。
華麗なる一族というドラマの脚本はすばらしく、感動しながらも、
モデルとされている家や現実との違いを
あの時は言っても仕方がないと思っていたけれど
今なら少しいえそうな気がします。
あのころは本当に 私も、両家族や周囲もみな、世間からの誤解に
心を痛めていました。
特に両家の母と、母は励ましあって
メディアや「現在の華麗なる一族を探せ」というような心無い追跡報道に
じっと黙って 耐えていたのを今でもよく覚えています。
私は子供ながらに、「大が小を食う」という世界や
ああいった栄枯盛衰の世界があることを見ながら育ってきたけれど
大人になって、急に「ぽんっ」とドラマ化された
「華麗なる一族」を見たときに
現実の家族との違いに ものすごく違和感を感じました。
ドラマは、脚本も音楽もキャストもそれはそれは素晴らしいものだったし、
古き佳き時代の物語に とかく自分も感動したけれど、
現実を生きている 万俵家のモデルといわれている人々との違いを
私は目の当たりにしています。
無力な私がここで小さく何かいっても、
なんら助けにはならないと思うけれど家族のことだから
もうすぐ、ふたり、父たちが天国にいってから
何年目かの記念日がやってくるので
少しつぶやきたいと思います。
現実に鉄平さんのモデルに当たるおじ様は
底抜けに明るく、ご冗談が大好きで
人がよく、社員は家族だから、と大切になさる
それは陽だまりのように温かい、お優しい方でした。
ただ一人の奥様を生涯 大切にし、家族を愛し、
孤独と戦いながらも、人の上にたつということを決しておごらない、
本当に大好きな人でした。
私を見つけるといつもすぐに 「おいで、おいで」と
手招きして 手を握って「よくきたね」と 迎えてくれた。
二人、父と、父が いっぺんにどたばたといなくなってしまったけれど
時間がたったのだなぁ、、、と痛感です。
3年前なんて、華麗なる一族のことなど
一言も 口にできなかったもの。
ドラマは人々から忘れられても、
今現在もモデルといわれた人々は生きていて、
そこから広がった家族も東京や色々なところで生きていて。
いずれもみんな「これは僕のおかげ」なんて一言も言わないで
「私たちは偉くて 特別なの。」なんて誰も思わないで
一生懸命に まっとうにいきている。
それが少しでも伝わったらいいな。
そう、思います。
つぶやき、でした。
父様ふたり。
そちらの様子はどうですか?
毎日天国で 仲良く大きな声で笑いながらお酒を飲んでいるのかしら。
こちらは
家からの景色は変わらず、海は穏やかですが、
なかなか大変な世の中です。

