数年に一度、香水が欲しくなる時がある。
高校生の時に学校帰りに雑貨店で千円前後のミニ香水や、
時には2000円台の30ml程度のボトルも購入していたが、
それ以来の趣味だ。しかし余り使用せず、
専ら自宅でオブジェとして並べるか、たまにルームフレグランスのように使用するのみだ。
あるとき、コンサートで背後の席の人の香水の香りが気になって
鑑賞に集中できなかったことがあるのも一因だが、
何より香りというものは個人の好みが大きい。
私にとって好きな香りでも、他人にとっては必ずしもそうではないのだ。
だが、それでも私は香水が好きだ。
ボトルのデザインに惹かれてインテリア目的で購入することもあれば、
テスターの香りで「一目惚れ」してしまうこともある。
私はこうしたコレクション的な香水の楽しみ方をしている。
香水は経年劣化するものなので、かなり「もったいない」使い方なのは自覚している。
だが、ボトルデザインと香りそのものと、
2つの要素のある芸術品のようなものだと私は思うのだ。
アートに触れる気分で香水ショップや自分のコレクションに触れるのも楽しいではないか。

