![弟は躁うつ病 -双極性障害四十年の記録-](https://p.odsyms15.com/P4bznONSBEY4Ks4O8UGmz1)
文章を読む元気がなかったんですが、
「躁うつ病」について知りたかったのでなんとなく読み始めてみた本です。
読んでみると驚くほどスルスルと内容に引き込まれて、
次はどうなるの?と話の展開(実話なので展開って表現はおかしいですが...)
を追いたくなって、2日で読み終えました。
読みやすい。
この本を書いたのはおそらく躁うつ病を患っている弟を持ったお兄さん。
お兄さんが躁うつ病の弟のお世話でてんやわんわしているお話(実話)
弟さんの状態
弟さんは躁うつ病の中でも躁の状態が異常に激しいので、
躁の状態が激しいⅠ型(躁うつ病にはⅠ型とⅡ型があります。)だと思われます。
躁状態になると...
躁状態に入ると目が吊り上がり派手な色のTシャツを着て帽子を後ろ前に被り、
日常生活が活動的になります。
女性にも積極的に話しかけ、たまに彼女ができる。
彼女をお兄さんに紹介し、
「〇〇と結婚しようと思う。」とゆう展開もありました。
「自分の身の回りのこともできてないのに結婚なんて」と
お兄さんは大変そうでした...
お母さんは優しい...
お母さんの話も度々登場するんですが、
なんしかこちらのおかあさん優しい。
多分こんなに優しく、悪くゆうと甘いのですが、
こんなお母さんなかなかいないんではないでしょうか?
弟さんがハマった新興宗教にも一緒に入会していました。
・・・
躁うつ病で文章を読むのがしんどい人でも、
展開が早いので、話に飲み込まれてスイスイ読める可能性が高い本だと思います。
躁うつで悩んでいる人はもちろんですが、
今他のことでしんどい思いしている人もこの本を読むと、
「このお兄さんめっちゃしんどそう...」
「こんなしんどい思いをして生活している人いるんや」
と思うと、「自分まだマシかも」とゆう気持ちにさえさせられそうな気持ちになるので、
読んでみるのもありかと思います。