今年に入ってからなんだと自分では思っているのですが躁鬱病の躁の状態のままもう半年以上になります。単純に8ヶ月間躁状態というのもありか?なしか?薬は勿論抗うつ剤なんかもらってませんしむしろ気持ちを抑えるリーマス(炭酸リチウム)を飲んでます。この薬は昔に飲んだとき嫌な思いをして大嫌いだったのですが、今の状態を考えると致し方なしと思い飲み始めたのは二ヶ月くらい前からですがあまり効き目を感じません(T_T)でも昔と違って毎日が楽しいです。これと言ったわけもなく楽しいです。昔は朝、目が覚めるといきなり「今日もまた憂鬱な一日の始まりだ」と思ってましたが、今は歳をとった分だけシャープには覚醒しませんが決して一日の始まりを悲観するわけでもなく頭がはっきりしてくるのにはじかんがかかりますが覚醒すればやりたいことがてんこ盛りです。で今は久保田巧さんと言う有名な女性ヴァイオリン奏者のブラームスのソナタ一番から三番までとF.A.EのソナタからスケルツォのはいったCDをアマゾンでなんと1,650円で手に入れたのが今日ついて早速聴きました。いやーいいですよ!

価格がどうであれ欲しかったようなCDなのですが本当に良かった。これを書き始めたときに一緒に聴いていたのですが久保田さんのことが更に好きになりました。勿論他にも加藤知子や小林美恵さん五嶋みどりさんも好きですが今回は久保田が録音したブラームスのCDが当分の間はお気に入りの一枚となり夜寝る前にそして朝、目を覚ますためにもそれに日中素敵なひとときにもこの一枚さえあれば十分だと思えるほどのCDです。

高嶋ちさ子さんのことを忘れてはいけないと思うのですが。彼女がそれほど有名になる前からちさ子さんのことを知ってるのですが彼女の場合彼女自身は「私は腕がいい」とか「テクニックがあるでしょ!」みたいなことを言ってますが多分それはテレじゃないかと思います。彼女、実はとても謙虚な方なんですよね多分。本当のところ演奏家のテクニックなんて上も見ればきりがないのでしょうしそれは例えばロックギターリストなんかでも結構有名な話でエリック・クラプトンなんてジミ・ヘンドリックスにあったときに「俺、ギターやめる」といったとかいわないとか。

話がそれ過ぎましたが要はその道のオーソリティと言ってもいい人でも完膚なきまでにプライドを打ち砕かれることもあり勉強しているほど努力だけでは埋まらない差というものがありしかしちさ子さんの場合は技術、テクニックなどでは測れないものがあると思う。

クラシック音楽を聞く人で諏訪内晶子さんと高嶋ちさ子を比べる人はいないと思いますが、同じクラシック音楽といっても土俵が違うのでしょうね。僕はどちらのヴァイオリンが好きかというとちさ子さんです。でも諏訪内さんのCDは十枚くらいは持っていますがちさ子さんのCDは持っていません。ちさ子さんと加羽沢美濃さんのCDが欲しい今日この頃です。でのしばらくは久保田さんのブラームスのCDがあれば十分です。