殴り合いになった。


「僕の方から誘ったんだよ!

 綺麗な景色を2人で見に行きたいねって!」


ショックな一言だった。


「○○○○って一体誰?

 この子も出会い系?」


「フェイスブックで知り合った

 昔からの友達」


「会ってたの?」


「会ったことはない」


信じることは出来ないし

会ったことがなくても

プラトニックなやりとりを

ずっと楽しんできたわけで

それが最高潮に達したところを

私に見つかったことになる。


「包容力って男には必要っていうけど

 女にも必要なんだよ。

 お前にはそれがないから

 包容力のある女が現れたら

 僕だってすぐにいっちゃうさ」


今度は私への不満になった。


SNSで知り合った

実生活のない

それも子供みたいな相手に

包容力を感じてしまったらしい。


私と暮らしてきた3年間苦痛だった

というN


私はそんなことに

全く気がついていなかった。


「すべてお前のせいとは言わないけど

 一因はお前にもあるんだよ」



この歳になって

こんなに傷つけられるとは

思ってもいなかった。

























会ってない

やってない


もうメールもラインも

やらない


ごめん。


言ってたくせに。


1人頻繁にやりとりしてる模樣の

女の子、

顔写真付きのメールは

めちゃ若い。


「泊まりですか?」


「うちの子県外に出た事がないので

 何かあったら大丈夫かなって思うけど

 一泊ならいいです

 子どもがいるからくっついたりは

 できないけど」


こんな孫みたいな子と

ひ孫みたいな子どもつれて

一泊旅行?


くっつくって

かわいい言い方が全く気に入らないけど

要するにえっちでしょ


いったい何?


ごめんって言った舌の根もかわかない内に

またメールやってた。















全文が見られるわけではないけど

会ってないのなら

良しとするしかないのか


やっぱり気になるから


隙をみてはNのケータイ

開けてみる


自分はとても嫌な人間になってしまった

と思う。


それでも気になるから。



「私が好きなのは

 ちぃかわとすみっコぐらしです❤️」


はぁ?

こんどは小学生ですか


「妹に預けるから

 午後からなら

 大丈夫だよ」


小さい子どもがいるのか

預けてまでわけのわからない

おっさんと会う気なんだ。


「大丈夫だよ。

 ○○日ホテル○○○で

 13時ね」


色々と

メールやら

ラインやら来てました。