第15回 精神保健福祉士国家試験の結果発表 | ティル・ナ・ノーグ Tir na n-Og
本日14時に、第15回精神保健福祉士国家試験の合格発表が、試験センターHP上で行われました。5つの選択肢から正しいものを2つ見つけるという過去に出題実績のない問題形式が、受験者を罠にはめていきました。
この記事ではセンターの情報をもとに、今回のPSW試験を振り返ってみたいと思います。来年度受験予定の方は是非参考にしてみて下さいね

合格基準に関して(抜粋)


次の2つの条件を満たした方を合格者とします。
(1)
総得点163点に対し、得点72点以上の方(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。配点は1問1点である)。
試験科目の一部免除を受けた受験者
(精神保健福祉士法施行規則第6条) 総得点80点に対し、得点33点以上の方(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。配点は1問1点である)。
(2)
(1)又はを満たした方のうち、(1)に該当する方にあっては①から⑯の16科目群、に該当する方にあっては①から⑤の5科目群すべてにおいて得点があった方。
①精神疾患とその治療
②精神保健の課題と支援
③精神保健福祉相談援助の基盤
④精神保健福祉の理論と相談援助の展開
⑤精神保健福祉に関する制度とサービス、精神障害者の生活支援システム

⑥人体の構造と機能及び疾病
⑦心理学理論と心理的支援
⑧社会理論と社会システム
⑨現代社会と福祉
⑩地域福祉の理論と方法
⑪福祉行財政と福祉計画
⑫社会保障
⑬障害者に対する支援と障害者自立支援制度(今回より追加)
⑭低所得者に対する支援と生活保護制度
⑮保健医療サービス
⑯権利擁護と成年後見制度

このことについて少し整理してみましょう。一部試験免除者(例えば既に社会福祉士の資格を持っている人など)は、1~5の科目(=PSW専門科目)において33点以上の得点を取った場合に合格となります。一般の受験者は16科目すべて合わせて72点以上の得点があることを条件とします。
なお、全ての受験者に共通し受験科目そのすべてにおいて0点を取った科目がある場合は、たとえ合格点に達していても不合格となります。これは例年通りですね。

合格者数に関して(抜粋)


精神保健福祉士法(平成9年法律第131号)に基づき実施した
第15回精神保健福祉士国家試験の結果等は次のとおりです。
1.試験日 平成25年1月26日(土)・27日(日)
2.試験地 7都道府県
3.合格発表日 平成25年3月15日(金)14時
4.合格発表 厚生労働省及び公益財団法人社会福祉振興・試験センターに合格者の受験番号を掲示するとともに、当センターホームページでも、閲覧可能です。なお、合格基準点及び正答についても、併せて公表します。また、今回の試験より、全受験者に対し総得点、科目ごとの得点及び無得点科目などを通知します。
5.受験者数 7,144人
6.合格者数 4,062人
7.合格率 56.9 %

注目すべきはその合格率。例年通りならば合格率60%を超えていましたが、今回は最低新記録を樹立しました。これを見る限り、今年は難度が高い試験だったといえますね。ちなみに社会福祉士の方は合格率が初めて20%を割りました「難しい」とは問題の難解さも挙げられますが、今回ばかりはマークミスによる失点が響いている可能性があることも加えておきましょう。実際に試験に臨むと、意外にマークミスの確認に時間が取れないものです。ホント、特に今年はね。。。

私の結果は…(もう見えてますが)


さて、様々振り返った中で私はどうかというと…いや、もう自己採点の時点で諦めちゃってるんですけどね(笑)
ただ、試験結果は結局正答が明らかになるまで分かりませんので、0点科目を取っちゃったと思っていても合格発表までは気長に待つのが無難です。所詮解答速報は確定ではありませんから。。。

見る気はなかったけれど、ここまで書いて自分だけ見ないというのはどうかと

全てを晒す感じで一応チェックしますね。あ、名前は勘弁です。


受験票を用意して

PSW受験票

あ、受験票ってこんな感じでハガキで届くんですよ♪(余談)






合格者一覧を見て

第15回PSW国試










はっ!!!!????