木星を撮ったった | ティル・ナ・ノーグ Tir na n-Og
今日の関東、北風が吹いてて気温が上がりませんね。寒いっす
寒いといえば、空気中の水分が少なくなる⇒夜空が見やすくなる、と聞いたような聞かないような…(笑)

※ホントは空気が乾燥すると夜空が澄んで見えます。冬に星が綺麗なのはそのためです。



久しぶりに引っ張り出してきたデジタル一眼レフ
・・・。あれは花火大会花火の記事以来ですね。何かに使えないかと思い、木星の天体写真を撮ってみることにしました!いきなりですけどね


その前に木星の“うんちく”を一興。

木星(Jupiter)は太陽系の第5惑星として、太陽を周回している巨大ガス惑星です。地球が太陽の周りを一周する(公転といいます)のを1年、地球自身が一回転する(自転といいます)のを1日とした場合、木星は公転周期約12年、自転周期約0.4日となっており、例えるとすれば「一日が9時間で終わり、春と夏と秋と冬が4年ずつ続く」ような感じでしょうか。
地球には衛星(つまり
のことです)が1つであるのに対し、木星はなんと66個もあります。ありすぎるでしょ!!
その衛星の中でも、双眼鏡でも確認できるような比較的明るいものが4つ挙げられます。それが「イオ(Io)」「エウロパ(Europa)」「ガニメデ(Ganymede)」「カリスト(Callisto)」で、あのガリレオ・ガリレイが自作の望遠鏡で発見したことから、これらを総称して「ガリレオ衛星」とも呼びます。

ガリレオ衛星は多少の望遠レンズがあれば簡単に撮影できるので、今回はその写真を載せてみますね。

木星20130312185243

CANON EOS KISS X5(EF–S55–250mm F4–5.6 IS II) ISO 800、F5.6 露光1sec

本当は木星の模様を写したかったのですが、あまりにも明るすぎて真っ白に・・・。あまりシャッター速度を速めると今度は衛星の光を捉えきれないので、1秒間シャッターを開けっ放しにしてあります。ちなみに画像を見てどの衛星がイオでガニメデで…とかは分かりません(笑)
木星の衛星の位置を教えてくれるサイトがいくつかあるので、撮影日時に合わせて検索。その情報をもとにして作ったのが上の画像になります。特に木星毎日衛星の場所が違うので観察すると面白いですよ



パンスターズ彗星というものが見頃を迎えています。夕方、日没後30分くらいしてから真西の方向、地平線からちょっと上あたりに見えるそうなんですが、私の住んでいるところからだと、いつも西側が曇っていてシャッターチャンスが掴めません
ガクリ
月がだんだん三日月になりつつあり、かつ彗星がどんどん暗くなるために見頃を逃すと一生後悔しそうな気がします。今日は晴れるかな今日でなくとも、明日には収めたい!


えっ、勉強はどうした?いやぁ、なんか持病の腰痛が…
てへぺろ