
白バイがタクシーと衝突する瞬間を捉えたもの。説明によると2月11日午後2時前、K(神奈川)県Y(横浜)市A(青葉)区I(市ヶ尾)交差点にて白バイが徐行しながら交差点に進入した結果、左方より直進してきたタクシーにはねられるというもの。
白バイの警官は事故後立ち上がっています。この道路は片側二車線制限速度50km/h。当該交差点は左折直進・直進・右折レーンの3種があり、事故直前、直進レーンを走っていたアルファードは急停止しています。しかし左折直進レーンを走行していたタクシーが停止している左折車を追い抜こうとして右車線へ割り込んだが、前方不注意で急ブレーキをかけるも間に合わず衝突。
この動画ではタクシーの無謀運転・前方不注意と白バイの安全不確認が物議を醸しています。本当に白バイは交差点侵入時に緊急車両としての道交法を堅守しているのか、タクシーは速度出し過ぎなのでは…と。
この動画がなければ、タクシーが過失100%で決着するところでしょうね。しかし安全の規範であらねばならぬ警察官が注意不足で事故を起こしたことが公になれば、まさに白痴。この典型的例が2006年「高知白バイ衝突死事故」。詳細は省きますが、白バイを運転していた巡査がスクールバスにはねられて死亡した事故。スクールバス側はバスは停止しており白バイが安全不確認で衝突し、自損事故だと主張していたのだが、警察による隠ぺい工作でバス運転手を被告人に仕立て上げた可能性があるというもの(当時スクールバス側は敗訴し、バス運転士は服役。2010年満期出所)。この事件は今も謎に包まれている。
このままタクシーが全面的に悪いこととなれば、その事件の蒸し返し。先の事件は証拠映像がなく隠ぺいが十分行える状況にあったが、今回はそうもいかない。タクシーもタダでは済まないだろうが、警察の杜撰な訓練体制が白日の下にさらされた。
何が妙かって…この場所、実家のそばです
