無理せず座り姿勢にアジャストしよう
ここテストに出るぞ
- 座った状態でコルセットを着ける
- 座り姿勢でも楽なコルセットがある
- 座るだけでウエストもアンダーバストも太くなる
- 座れば背中が丸くなる
詳しい解説
「座り姿勢が悪いと骨盤が歪む」
「座ってばかりだと太る」
よく聞く言葉です。
ここで必要なのは脅し言葉に騙されることなく正しく理解することです。
それがわかると座り仕事の人も十分コルセットダイエットを楽しめることに気付きます。
姿勢が悪いと骨盤が歪むのか
コルセット着用中の背筋(せすじ)が伸び切った状態を姿勢がよいと呼び、その姿勢を保ったまま90度股関節を曲げ座ることが正しいとした場合、姿勢よく座り続けることはほぼ不可能です。
大腿四頭筋が無理に伸ばされ、大腿二頭筋の変なところが座面と強く当たることで太ももはパンパンになって、そのうち腓腹筋がつります
効率よく座るためには座面になるべく広い面積が当たるようにして圧力を分散した方がよいです。
また、立っているときと違い重心が変動した時に足を動かすことによって転倒しないようにすることができません。
腹筋と背筋(はいきん)にゆとりをもってバランスをとるようにしないといけないです。
もう一つの座り方があります。
それは浅く腰掛け、中腰に近い姿勢をとり、椅子の脚と自分の脚、地面の三辺で三角形を作り安定させることです。
この場合も重心の移動に対応するために腹筋と背筋(はいきん)にゆとりを持たないといけないです。
前者は低めから普通の高さの椅子、後者はバーカウンターにあるような背の高い椅子です。
背筋(せすじ)が伸び切った状態は腹筋はピンと伸びていてもうこれ以上そらせることはできません。
背筋(はいきん)はがっちり力が入っています。
この状態では重心移動ができないです。
これでは座り続けられないので背中を丸くしておしりと太ももの境目あたりに重心が落ち着くようにします。
この時、骨盤は後傾します。
回りくどい言い方になりましたが要は、猫背にならないと座り続けられないということです。
姿勢の良い悪いという概念は別にして、座るためには整体などでいう骨盤を歪めた状態にしないといけないです。
そもそも、訓練をした特別な動物を除き、人間のように座る動物っているでしょうか
ロシアの使節ブチャーチンの秘書ゴンチャノフは1853年に長崎を訪れたとき、日本人が椅子の上に5分も座ることができず、足が痺れたと記しています
当時の日本は椅子に座る文化がなかったからです。
最も早く椅子を使い始めた文化を持つところでもせいぜい2000年の歴史です。
安定した椅子を作るためには普通は4本の脚が必要で前の2本と後ろの2本はそれぞれ長さで同じでないといけなく、椅子の脚の距離や角度もきちんと合わせないといけないです。
そのうえで床面が完全に水平でないといけないです。
椅子を使える環境を作るのも結構大変なんですね。
2000年なんて、生物の進化の過程から考えたらつい昨日のことどころか今朝起きたことよりも短いかもしれないです。
つまり
人間の骨格や筋肉の配置がそもそも座るのに適した状態に進化しているとは言えないということです。
座ってばかりだと太る
座るためには猫背にならないといけないことは先ほど書きました。
それ以外にも要因があります。
立っているときであれば重力の反作用で発生する上向きの圧力は、つま先から股関節までの間で吸収されます。
しかし座るとお腹で吸収することになります。
クッションの役割を担うお腹は下から突き上げてきた重力の反作用と上体の重さに潰されます。
行き場を失った内臓と内臓脂肪は横に広がるしかないです
座ってばかりだと運動不足で代謝が下がって太るのではなく、座るという動作自体が胴長を短くしてその分文字通り寸胴を演出してしまうものです。
その証拠に凝ってしまったウエスト周りをエステに行ってマッサージしてもらうだけで一時的にウエストマイナス何センチとかなりますね
ここまで理解してもいざ立ち上がった時にきれいに見えるように座っている間、少しでも物理法則に逆らって背筋(せすじ)を伸ばしたいものです。
コルセットダイエットは見た目重視で辛いことをしないのが原則です。
しかし
座った状態でいつものようにコルセットをするとすぐに肋骨が悲鳴を上げます
では、座り仕事が多い人はどうやってコルセットダイエットをしたらよいでしょうか
答えは簡単です。
座った姿勢でコルセットを着けるようにすればよいです。
立った状態でコルセットをして、座ると物理的に膨れ上がろうとするお腹を抑え込むことなんてできないです。
なので
初めから座った状態であればこの問題を解決できます。
でもそれだと本来のコルセットの効果が薄れてしまうのではないかと思われるかもしれません。
そんなこともないです
背骨や肋骨全体に圧力がかかって辛くない範囲は数値化できるはずです。
何ニュートンの力が適正かは知りませんが、苦しくない圧力はその人の中では同じはずです。
立っているときには発生していないはずの下から突き上げてくる圧力分は緩くしても締め上げ効果は変わらないです。
人間の体は密閉容器のようなものです。
お腹の中の未消化のものはドロドロした状態です。
『「密閉容器中の流体は、その容器の形に関係なく、ある一点に受けた単位面積当りの圧力をそのままの強さで、流体の他のすべての部分に伝える。」という流体静力学における基本原理』
これです
パスカルの原理です。
中で猫背になっていようが、背筋(せすじ)が伸びていようがお腹の中には均等に圧力がかかります。
ただ、立っているときほどウエストやアンダーバストは胴の長さが短くなっているせいで締まりません。
しかし肋骨にかかる圧力は期待通りになります。
立っている時ほど細くならなくても全く同じ効果を期待できます。
座った状態基準でしっかりコルセットしておけば立ち上がったときに十分きれいなくびれができることでしょう
しかし実はこの方法も残念ながら万能とは言えないです
背中を大きく丸めないといけないときや座面が低いときにはコルセットが長すぎて、太ももの大動脈あたりに突き刺さってしまいまうのです
そこでコルセットの方にも工夫されたものがあります
丈が短いコルセットを使用することです。
胴が短くなる分、コルセットも短くすればいいんですね
さらに腸骨(骨盤の上端)が当たる部分にゆとりがあったり、太さを調節できるものであれば完璧です。
ここに挙げたバーヴォーグ(Burvogue)の23123の場合は腸骨部分に余裕を持たせただけでなく、ボーンが骨盤と直接当たらない設計になっています。
座り仕事が多い人はちょっとの工夫でばっちりコルセットダイエットできます
■作者紹介
)プロクビレイター(のAbooです。
世界中のウエストを『くびれ』させることが野望のプロのクビレイターです。
クビレイトに欠かせないものといえばコルセット
コルセットで肋骨を引き締めることでアンダーバストからヒップにかけて整形級のボディラインを作っちゃおうっていう痩身術です。
世間ではコルセットダイエットなんて呼ばれています。
おすすめコルセット
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