正しく着けられていると実は汗をかかなかったりします
ここテストに出るぞ
- 圧迫されているところは汗をかかない仕組みらしい
- 肌着は薄手で密着するものがいい
- 機械的蕁麻疹のある人は汗疹(あせも)じゃないから気を付ける
- どうしても気になる人はメッシュタイプのコルセットもある
スキットを見てみましょう!
太っている人には共通点があるといわれる。
もちろん脂肪が多いというのは間違いない。
中には違う人もいるかもしれないが、一般的にはすし詰め状態のところでデブには遭遇したくないものである。
あの独特のじめっとした感じと独特の臭いのせいだ。
こういうと太っている人を卑下しているように聞こえるかもしれない。
しかし、往々にして本人も自覚していて、太っている人の方が人一倍気にしているのも確かだ。
萌華(もか)もそんなひとりである。
自慢のゲーム用ノートパソコンが入ったヲタ仕様のリュックを背負った背中は真冬でも蒸れ蒸れになる。
背中だけでなくリュックもじっとりとしてくる。
制汗剤は年間を通しての必需品である。
就職活動中は汗でへばりついたストッキングが皮膚との摩擦で一瞬にして伝線したこともあった
萌華(もか):あのぅ
美咲:どしたの
萌華(もか):私だけかもしれないですけど・・・
美咲:何
萌華(もか):デブだからかもしれないんですけど・・・
歓波(わいは):何すかモカッチャ、生臭い
萌華(もか)は脇の下を気にした。
美咲:萌華(もか)ちゃん、大丈夫だよ。生臭くないよ。多分、水臭いって言いたかったんだよ
どうやら萌華(もか)が言うにはコルセットをしているところが蒸れるらしいのだ。
時には肌着がぐっしょりになることもあるらしい。
萌華(もか):でも、お母さんもお婆ちゃんも太っているのに別にコルセットで蒸れないっていうんですよ。
陽菜:それで、萌華(もか)さんはどうしているんですか
萌華(もか):蒸れるのは仕方ないから通気性がよくて、厚みもあって、汗もよく吸う肌着を着てるの。でも全然だめで・・・だから少しでも蒸れないようにコルセットを少し緩めて・・・。
陽菜:私、以前ホックで留めるやつやったときは本当に蒸れて仕方なかったけど、コルセットは特に蒸れないです
もしかしたら、やり方とかあるかもしれないですよ
歓波(わいは):ひなっちの言うとおりっす。モカッチャもワイと同じタンクトップにしたらどうっすか
美咲と陽菜は薄手のキャミソールを使っていた。
美咲:そういえば由喜枝さんにブラのことで相談してスリップよりは短いけど丈の長めのキャミでもいいかなって思って試したら、いつもサラサラだよ。
陽菜:確かに、私もです。
萌華(もか):でも私太ってるからめちゃくちゃ汗かくので・・・
天からのAbooの囁き
人間の体は完全に何かに密着したところは汗をかかない仕組みになっているらしいです。
汗をかく理由は体温を下げるためです。
体表についた汗が空気に触れ、気化熱によって体温を下げる仕組みです。
ってことは空気と触れられないところに汗をかいても仕方ないことになります。
多分そんな理由で人間にはこの機能が備わっているのでしょう。
萌華(もか)の敗因は厚手の生地のものを着てしまっているせいかもしれません。
蒸れるのを恐れてコルセットを緩めてしまっているのも加わってコルセットと皮膚の間に隙間ができてしまっています。
しかし、コルセットが邪魔をして通気性は確保できていません。
皮膚との間に隙間があるので汗をかくことができても、体表は新鮮な空気に常に触れることができず、体表がラジエターになる冷却フィン効果も期待できません。
結果としてコルセットの下が高温多湿状態になると考えられます。
中途半端に空気と触れてしまったのが失敗かもしれないです。
肌着が大きすぎてコルセットの下でしわが寄ってしまうようだと同じように蒸れやすいと思います。
Aboo自身もよれたところだけが見事に蒸れ蒸れになったことがあります。
萌華(もか):わかりました。ちょっと試してみます。
翌日
萌華(もか):みなさんの言う通りでした。今日は全然蒸れないです。
歓波(わいは):よかったっす。
美咲:でもさ、実は、私も最初はコルセットで蒸れた気がしてきた
陽菜:私もそうだったかもしれないです。
美咲:っていうか、新しいコルセットだと蒸れる気がする。
陽菜:そうなんですか
天からのAbooの囁き
汗をかかない条件がコルセット、肌着、素肌が完全密着することだとすると、コルセットに体のラインを覚えこますシーズニングが終わっていない新しいコルセットは、体に十分密着しないと考えられます。
密着していない部分は汗をかいてしまうので蒸れるというのは考えられます。
コルセットは均等な力で背中の開きが平行になるように締め上げれば蒸れづらくなります。
とはいってもコルセットが背中のお肉を寄せるせいで、コルセットの上あたりが汗ばむこともあります。
この部分はコルセットが押さえているところではないので孫の手でポリポリ・・・ではなく制汗剤などを使用してもよさそうです。
萌華(もか):でもやっぱりデブは汗かきだからこっちのはどうかなって思うんですけど・・・。
ガーゼタイプのコルセットを見せた。
天からのAbooの囁き
きつく締め上げたくない人にはメッシュやガーゼ生地のものもいいと思います。
これらは生地が柔らかくシーズニングなしで、2枚目以降のコルセットの場合いきなり体にフィットしてくれることも多いです。
萌華(もか):試しにこれも買ってみます。
天からのAbooの囁き
基本的にコルセットをしているところが蒸れるというのはないはずです。
ただ、蒸れて汗疹ができたと勘違いしてしまうものに機械的蕁麻疹というものがあります。
蕁麻疹は変なものを食べてしまったり、触ってしまったりすると出るものですが、機械的蕁麻疹というのは擦れたりしたときに出るらしです。
何と擦れたか、擦れた部分の肌のコンディションはどうだったか、気温や湿度はどうかなど、いろんな条件で左右されるらしいです。
アトピーがあるからとかそういうことではないみたいです。
蒸れるだけでなく腫れやかゆみを伴う場合は症状が止まるまでコルセットはお休みしましょう。
場合によっては皮膚科に相談してみてもいいと思います。
■作者紹介
)プロクビレイター(のAbooです。
世界中のウエストを『くびれ』させることが野望のプロのクビレイターです。
クビレイトに欠かせないものといえばコルセット
コルセットで肋骨を引き締めることでアンダーバストからヒップにかけて整形級のボディラインを作っちゃおうっていう痩身術です。
世間ではコルセットダイエットなんて呼ばれています。
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