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■主題:ハイウエストを穿くとえらいことになる
■メインキャスト:岩槻陽菜



「うわ~びっくり何かみんなコルセットダイエット始めたら同じこと起きてるね。」
「そうですね。私からもうひとついいですかてへぺろ
「ひなっちまだあるっすかはてなマーク

「はい。それがコーデについてなんですけど・・・ショボーン
「私も、コルセット中コーデって意識しちゃう。絶対くびれを強調したいな的な・・・照れ

「ですよね。でもそれがなかなか難しいですショボーン
「確かに。ふつうに着こなそうとしても着こなせないこともあるねニコニコ
「主任もひなっちもっすかはてなマークワイもっす。」

「歓波(わいは)ちゃんで気づくレベルだからやっぱりみんな同じとこでハマるんだ。」

「でもワイはでもちゃんと着こなせてるっす筋肉

「確かに歓波(わいは)ちゃんはちゃんと着れてるね。どうしてはてなマーク

「実は由喜枝さんに相談したんす口笛

「そうなのはてなマーク

「それで由喜枝さんにやり方教えてもらったっすチョキ
「すごいじゃんびっくりで、どうやるのはてなマーク

「由喜枝さんからミシン借りて自分で会社で服を直したんす。初めてのミシンで難しかったっす。今度、由喜枝さんの古いミシンを譲ってもらうんすラブ

「そうなんだ。私じゃ無理だガーン

「練習してうまくなったら主任の服もひなっちのも直してあげるっすニコニコ

ヒミツ天からのAbooの囁きヒミツ

コルセットが目指すシルエットは頭の中で作られた理想のものです。
コルセットなしでの生身のシルエットとは異なります。
ボディラインがコルセットに合ってくるとくびれの位置が高くなり、くびれは第10肋骨(下から3番目)と骨盤の間ではなく、第7あるいは第8肋骨との間にできるようになります。
(くびれは肋骨の硬い部分にできます。)

そのため既製品のシルエットと自分の体型が不一致を起こしてきます。

これはウエストが細くなるほど顕著になります。

「そういえば由喜枝さんって歓波(わいは)ちゃんのお裁縫テク超きにってたもんねニコニコ
「ワイの実力がやっと世界に認められたっすニヤリ

「世界って・・・汗

「歓波(わいは)さん、お直しするのは大変だったはてなマーク
「ゴッツ大変すよ。ギチョンギチョンにバラしてから職人技で直したっす。」

「そうなんだショボーン

「歓波(わいは)さんは器用だからいいですね。私なんて・・・ガーン

陽菜はそう言うと韓国スタイルのハイウエストワイドデニムのベルトラインをつまみ上げながら立ち上がった。

そして手を離した。

 

 

パンツがつるんと滑り落ちファスナーの上端あたりがくびれに引っかかって止まった。
ベルトホールはくびれの上に来ていた。

「あ~、陽菜ちゃん!!それ分かるぅびっくりボディラインと激しい不一致爆  笑

股上を思い切り長くしてジップフライを上の方に配置してしかも目いっぱい短くした韓国系のハイウエストジーンズは簡単に足長効果を得られることから日本でも人気がある。
平置きするとウエストから裾まで直掩的なラインで股下から裾まで一直線だ。
台形のマキシスカートの股部分を切ってパンツにしたよう感じなのだ。
このパンツは膨張しようとするお腹の張力と接触する生地の摩擦で穿けている

そのためこのパンツを穿くためにはアンダーバストから腰上に向かって直線的なラインが必要だ。

つまり凹凸が少ない北東系アジア人の特徴が必要なのだ。

ところがコルセットをしているとお腹は膨張できないので生地とパンツが十分接触しない。

腹部で十分な摩擦抵抗を得られないパンツは骨格に当たるまでずれ落ちてしまうのだ。

バーヴォーグ(Burvogue)のコルセットの場合、ちょうど腰上あたりとパンツのベルトライン下あたりである。

「で、見てください。めっちゃ短足になっちゃうんですよえーん
「だよね。わかるぅえーん
「ワイもっすえー

「でも歓波(わいは)ちゃんは自分で直せるからいいじゃんえー

「そうでもないっす。デニムはいいっすけど、スウェットは無理っす爆  笑

「確かに。」

「ゴムを詰めないと普通のスウェットがサリエルかハーレムみたくなるっす笑い泣き

「そだねえー

「ゴム詰めるともっとやばいっすえーん

「どうなるのはてなマーク

「丈が足りないっす。9.5分丈になって中途半端っす。ワイは硬派だからハンパ者は許せないっすムキー

「歓波(わいは)ちゃんらしい笑い泣き

「でも最悪なのは、パンツが尻に挟まることっすえーん

ユニセックス仕様で男性体型を基準にしているものは股上の長さが短い。
コルセットで上に移動したくびれにウエストゴムが当たれば当然パンツは上に引っ張られる。
この手のパンツの場合は1サイズ大きいものを買い、ゴムを詰める必要が出る。
ただし、どれもした腹回りのゆとりがありすぎてもれなくサリエル化する。

「これのがもっと歓波(わいは)ちゃんらしい笑い泣き

「歓波(わいは)ちゃんみたくできないから、私はトップスを詰め込めるだけインするしかないの笑い泣き

「だね。でもこれだと何のためのくびれなんでなっちゃうねえーん陽菜ちゃん。」
「そうですね。美咲先輩えーん


To Be Continued...

 

 

 

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■登場人物紹介■


浦埼 美咲 (うらさき みさき)
主人公28歳。独身。彼氏あり。
恵比寿のアパレルメーカー(エンジェルスシンジケート)でネットやカタログ向けの画像加工を行う部署でお仕事中。
自宅は大都会埼玉の大宮駅から少し先のJRの駅からすぐのところに家賃8万円の1LDKに乗り換えなしで職場に通えるというだけの理由で一人暮らし。
性格は周りから周りからちょっとちやほやされてみたい気もするけど、目立つのは苦手という結構ありがちなタイプ。
案外見栄っ張りな一面もある。


大関 萌華(おおぜき もか)
美咲と同じエンジェルスシンジケートで経理課に勤める。
Hカップの巨乳の持ち主といえば聞こえがよいが、肥満の家系に生まれ育つ。
子供のころのあだ名は横綱。
コルセットで急にカッコよくなった美咲にいち早く気づきコルセットダイエットを決意する。
美咲と同じ電車で通勤している。
美咲より数駅遠い町で祖父母と両親、兄3人と暮らす。


本庄 歓波(ほんじょう わいは)
エンジェルスシンジケートの珍入社員でどこまでも問題児。
自分の気に入ったものにはとことん固執するのにそれ以外はとことんずぼら。
早合点で超短絡思考でおバカを絵にかいたよう。
自分勝手な性格と誤解されやすく取りつきづらいイメージを持たれ孤立しがち。
しかし本当は・・・。


岩槻 陽菜
23歳。
美咲の勤める会社で派遣社員をしている。
社内ではかなりイケているルックスの持ち主。
美咲は彼氏さんの「陽菜ちゃんってかわいいよね」の一言でやきもち持ちを焼いたことから、勝手に美のライバル視している。
陽菜本人はどう思っているかは定かではない。
というかまだ未設定。


阿倍 沃(あべ よう) 商品開発部長
会社で一番の美人で、モデルもこなし、仕事もできる。
社長の愛人という根の葉もない噂もある。
女子社員は陰で「倍沃」(べよう)と呼んでいる。
本人はそれに気づいているが、そのことはまんざらでもないらしい。
なぜなら倍沃(べよう)はコルセットダイエットの一番人気のバーヴォーグ(Burvogue)の漢字名だからである。
そして今では美咲にとってのコルセットの師匠でもある。


戸田 由喜枝
正社員なのになぜか不定期出勤で誰もが一目置く存在。
ミシンの達人であっという間にあらゆる服のお直しをしてしまう。
ミステリアスな存在である。


秋ヶ瀬 翔太
美咲の彼氏で同僚。
お人好しで頼まれたら断れない性格。
美咲にだけはなぜかやたら強気。
それ以外は未設定。


水判土 迦皇(みずはた かのん)
元フリーのSE。
萌華(もか)の兄の塁の友達の弟。
萌華(もか)が片思いを寄せている。


WEB営業部WEB企画課の三人組
リーダー格で意地悪な須賀谷メロ
嘘付きの森掛(もりかけ)
強欲の倍賞泉花(せんか)
社内ではいわゆる腫物だが、本人たちは・・・


神園社長
美咲が務める会社(エンジェルスシンジケート)の社長。
高校生の娘がいる。


妻沼WEB営業課課長
美咲の直属の上司風。
課付きの課長なので実際には部下はいない。
理屈っぽく行動力はない。
ハゲデブで脂ぎっている


川里経理課長
萌華(もか)の直属の上司。
寡黙でなんでも他人事の態度。
貧相なガリガリ出っ歯。


大関一家(年齢順)
 祖父:寅(とら)
 祖母:桂(かつら)
 父 :健人(けんと)
 母 :貴理子(きりこ)
 長男:塁(るい)
 次男:コナン
 三男:三斗(さんと)
 長女:萌華(もか)


トリサミットソン社(やしろ)先生
旧姓は小川。
両親が経営する白蓮総合病院の内科医。
ダイエット外来を担当している。
大関一家に毎週土曜日ダイエットレクチャーを実施。


■作者紹介


)プロクビレイター(Abooです。
世界中のウエストを『くびれ』させることが野望のプロのクビレイターです。
クビレイトに欠かせないものといえばコルセット!!
コルセットで肋骨を引き締めることでアンダーバストからヒップにかけて整形級のボディラインを作っちゃおうっていう痩身術です。
世間ではコルセットダイエットなんて呼ばれています。


 

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