なんとまあSKIMEのLeeさんの「コルセットダイエットの疑問を解明！専門の先生に聞いた呼吸でくびれを作る！」という記事に対してもはやストーカーとしか言いようのない5回目に突入です。
1話完結でここまで濃縮してコルセットダイエットの記事を挙げてくれている人ってなかなかいないので、勝手にいじらせてもらっちゃっています。
ネタ元記事はこちら
https://skime.jp/n/n1fa29fe063c5
今回は『コルセットダイエットの謎②相対的に見てダイエットに向いてるの？』という部分です。
相棒の再放送をしているせいか頭の中で「気になりますねえ」という言葉がリピート再生中です
)プロクビレイター(のAbooです。
世界中のウエストを くびれ させることが野望のプロのクビレイターです。
クビレイトに欠かせないものといえばコルセット
コルセットで肋骨を引き締めることでアンダーバストからヒップにかけて整形級のボディラインを作っちゃおうっていう痩身術です。
世間ではコルセットダイエットなんて呼ばれています。
で
いきなり自己否定全開になっちゃうんですけど、コルセットダイエットってダイエットとは名ばかりでダイエットじゃないです。
だって、コルセットをするという行為だけではカロリーコントロールの要素が全くないからです。
ダイエットという言葉はもともとdiet(英：食事療法)なので、食事について何らかのアプローチがいない限りダイエットと呼んではいけないんですね。
よく
何とかという運動器具を使うとダイエット効果が高まるとか、何とかっていうサプリを飲むとダイエット効果があるとか耳にしちゃうと思いますが、これはダメです
そのうち消費者庁とかからクレームが入ります。
(冗談抜きに本当に来ますよ)
それはそうとして本件に入ります。
小見出しは『コルセットダイエットの謎②相対的に見てダイエットに向いてるの？』です。
なのに・・・
記事では、
コルセットをすると形状記憶を期待できる反面、強制的に骨格を固定し筋肉の活動減少に伴う血流不足や、その他弊害の関連症状が見受けられる
とあります。
どうでもいいことですが、元の文章では「活動現象」となっていますが、「活動減少」の間違いだと思います
それで
(コルセットを)つける時間とつけない時間を分けて作ることが大切である
なんて言っています。
いきなり、小見出しと全然関係ない内容で困ってしまう部分があるんですけど、コルセットダイエット経験者なら気づくはずです。
例えばホック式のゴム編みやパワーネットや思いきりゴムを用いたコルセットと呼ばれるものやウエストニッパーと、古式ゆかしいコルセットには決定的な違いがあります。
コルセットの時代には衣料品として合成ゴムなどか収縮力のある編み方や収縮する繊維なんてなかったです。
だからコルセットで締め上げることはできてもそもそも締め付けることができないです。
その代わり、背中の編み上げで締め上げる程度を自由に調節できます。
コルセットはオンかオフかではなく、どの程度締め上げるかでそもそも調節できます。
現在49㎝のウエストのAbooでもくびれの緩いスリムシルエットの18インチ(46㎝)でぐいぐい締め上げたら、そもそも2時間も耐えられません。
でも、その後、ここで指摘されている形状記憶の効果で、同じ18インチでもくびれのきつい、逆に言えばアンダーバストとヒップが緩い、砂時計型が無理なくぐいぐい締め上がっちゃいます
で
元記事では、肋骨はとても動きやすい骨で数ヶ月の締め付けで動くから逆も然りだと言っています。
ここでいう肋骨はおそらく胸郭のうち下半分の仮肋(かろく)の肋骨と肋軟骨をセットにしたパッケージのことだと思いますが・・・
コルセットで異常に圧迫をして肋軟骨を損傷させてアンダーバストを細くしてしまうのでない限り、肋骨が閉じる原因はある2つの条件を満たした時だけだと思います。
ライターのLeeさんが言っている通り、肋骨はとても動きやすいです。
逆に言えば全然固定できません。
他の筋肉の状態によって魚のエラのようにぴくぴく簡単に動かせます。
肋骨を狭めるためには
- 胃と肝臓を小さくすること
- 背中を延ばすこと(「伸ばす」じゃなく「延ばす」です)
です。
胃と肝臓を小さくするのは食事の量ですね。
減らせばいいです。
特に肝臓周りに内臓脂肪をためないようにすることが大事です。
背中を延ばすには万力で体を引っ張ってもらえばいいです
手首を縛って吊るされて足首に鉄球でも下げてもらえばいいでしょう。
一家に一台SMの磔台を用意しましょう
ってそんなわけにはいかないですね
普通に背筋(せすじ)を立てて、椎間板が脊椎の間隔が広がればいいです。
そうです。
背伸びした状態です。
それを助けてくれているのがコルセットです。
助けるといってもコルセットはドSのようで「補助」はしてくれないです。
コルセットの中で自力で背筋(せすじ)を立て続けないといけないです。
これな
Leeさんに入れ知恵している柔道整体師の先生ってのが、完全にコルセットを勘違いしているから、記事も頓珍漢になってしまっているんだと思います。
で
記事の続きには「コルセットダイエットはしない方が良い方」ってのが列挙されてきます。
・下肢に痺れを伴う症状のある方
・妊活をされている方、妊婦
・末端冷え性の方
・脊椎事態に問題のある方（ex:側湾症など）
・反り腰気味の方
・日常的に動きが少ない、一定の姿勢を取り続ける方
だそうです。
この中でコルセットダイエットを絶対にやってはいけない人が確かに含まれています。
それは「妊婦」です。
妊娠中はコルセットは絶対にダメです。
前回の「姿勢が良い」の話になりますが、見た目として「姿勢が良い状態」って、腹部の容積が最小になっています。
元気に膨らむことができるのは膀胱だけです。
だから胎児にいいはずがないです。
妊娠中は重心を後ろに移動させ、大切な赤ちゃんを体全体で包み込むようにしてあげないといけないです。
それ以外はどうかというと・・・
あくまでAbooの持論ですけど・・・
・下肢に痺れを伴う症状のある方
下肢どころか右半身しびれてましたけど、思いきりコルセットダイエットやっちゃいました
・末端冷え性の方・・・
末端冷え性ってよく分からないですけど、これって血流で十分発熱しないか外気温にすぐに熱を奪われてしまうってことですよね
そうすると、心臓のポンプ圧が低いか、血管が固い(コレステロール値が高すぎるとか)か、皮下脂肪が少なすぎるかってことで、ひどい場合はコルセットダイエットどころじゃなくて、普通に治療が必要な気がします。
ちなみにAbooは痩せてから手指はすぐ冷えちゃいます
皮下脂肪が少ないことが原因の場合は、もはや宿命のような気もします。
ってことであまりコルセットと関係ない気がするんですが・・・
面で締めるコルセットが大動脈を圧迫するなんてできるとは思えないし・・・。
・脊椎事態に問題のある方
「事態」じゃなくて「自体」だろってツッコミはよいとして側弯症ではないけど、どうなんでしょう
これはAbooの場合じゃないですけど、思いきり脊椎にボルトを打ち込む側弯症の手術までした人たちでコルセットダイエットしている人ってたくさんいますけど・・・。
もちろんボルトが入っていて可動域が違うので、普通の人のようには締め上げられませんが・・・。
ちなみに側弯症の発生率は150人に1人くらいで、20度超えるあたりからコルセット療法になるらしいです。
使うコルセットはもちろんダーメンコルセットです。
古式ゆかしいコルセットを医療用に応用したものです。
しかも、そこまで行くのは全体の0.3～0.5%です。
私、側弯症なのと言いつつも何の不自由もなく病院にさえ通わずに普通に生活できている自称側弯症の人たちは当てはまらないでしょう。
そもそも猫背には効くと言ってしまっている時点でなんだかなです。
・反り腰気味の方
そうそうコルセットは強制的に反り腰作りますからって、それはいつの時代の行き過ぎたコルセットでしょうか
その昔、無理矢理反り腰というよりも極端な出っ尻にするために、お腹側からはスプーンバスク、背中はJボーンというので無理矢理締め上げるコルセットがありましたが、多分今はお願いしてもそんなコルセット作ってくれないと思います。
第一次世界大戦前の超好景気のときの行き過ぎたファッションが流行したときの話です。
今になってみるとガングロよりも激しいやつです
むしろコルセットは背筋(せすじ)を縦方向に延ばすので反り腰は当てはまらないですね。
ただ、姿勢の悪い人は一気に矯正するのではなく時間をかけてゆっくり行うことです。
・日常的に動きが少ない、一定の姿勢を取り続ける方
座り仕事は確かにつらいですけど、立ち続けるだけなら全然ありだと思います。
ちなみにAbooは午前8時半ごろから午後5時までは立ちっぱなしです。
お昼とかも座らないです。
1日1200kcalを守るためにはお昼ご飯なんて無理ですから、1日1膳生活なのでもはや昼休みという概念さえなくなってますけど。
ちなみに一日一善は悪意に満ちたAbooには無理なことです
でも、確かに座り続けるのはつらいでしょう。
でもな
「でも」ばかりになってしまったけど、実は座っても楽なコルセットってのがあるんですねぇ。
本当は新作発表で1記事書き上げてからって考えてたんですけど、先行して出しちゃいます。
これです
これで座ったままのコルセットもOKです
ここからAbooが考えたこんな人はコルセットダイエットに向かないっていうものです。
- 体重を減らしたい人
- 内臓疾患のある人
- 気合が入っている人
- 未成年(まだ成長が続いている人)
- 出産直後の人
- トイレのないところで仕事をしている人
こんな感じかな
他にもあるかもしれませんが思い浮かびません。
順番に説明します。
体重を減らしたい人
コルセットダイエットってダイエットとは名ばかりでダイエットではないので体重は減りません。
体重を減らしたいなら食事制限しかないです。
食事制限と併用してのコルセットダイエットならとっても効果があると思います
内臓疾患のある人
ここでいう内臓疾患はコレステロール値がちょっと高いとかそういうのではないです。
手術をしたとか感染症にかかっているとかです。
そもそもダイエットなんて悠長なこと言っていられる状態じゃないですね。
気合が入っている人
コルセットダイエットってただ適当にコルセットしてダラダラ過ごすだけです。
無理矢理締め上げたからって早く結果が出るものじゃないです。
ただ苦しいだけです。
だからダイエットしてるぞっていう充実感みたいなものは皆無です。
気合を入れれば挫折すること間違いないでしょう
未成年(まだ成長が続いている人)
成長が完全に止まるまで骨が安定していないからコルセットで締め上げるのはやめた方がよいからです。
でも、ファッションとして時々コルセットをするとか、締め上げないようにして緩めにするなら全然いいです。
ただ、これだとコルセットダイエットとは言えないですね。
普通に
コルセットファッション
です。
Aboo的にはコルセットダイエットなんて気張らなくてもコルセットファッションっていうのも大いにありだと思います
出産直後の人
完全に止血していない状態でコルセットをすると出血する可能性があるからです。
初産の場合は1年半くらいダメとも言われています。
産婦人科で完全な止血を確認してもらってから始めた方が安全でしょう。
トイレのないところで仕事をしている人
これ
重要です。
別にトイレである必要はないんですけど、コルセットがずれてしまったり、うかつにも食べ過ぎてしまってコルセットを着け直さないといけなくなったとき、安心して服を脱げる場所がないと厳しいですよね。
トイレも仮設トイレのような小さなものではコルセットを締め上げられないので清潔で十分な広さのトイレが必要です。
長く垂れたコルセットの紐が地面に着いたりもしますので・・・。
以上を踏まえると、深刻な病を抱えているか、いわゆる外での現場仕事の人でもない限りは問題ないでしょう。
Leeさんの記事へのストーキング行為はまだまだ続きます。
それでは次回また
コルセットダイエットの必須アイテム
