コルセットダイエットでよく検索されるワードサーチです。

「コルセット+肉+どこへ」

まさかの3語の複合検索です。

ここで言っている肉って筋肉じゃなくてもちろん贅肉、つまり、脂肪のことですよね。

きっとそうですよね。

そうじゃないとこの先の記事完全に斜め上に向かってロフテッド軌道を描いて自分を誤爆してしまいますので・・・汗


)プロクビレイター(のAbooです。
世界中のウエストを くびれ させることが野望のプロのクビレイターです。
クビレイトに欠かせないものといえばコルセット!
コルセットで肋骨を引き締めることでアンダーバストからヒップにかけて整形級のボディラインを作っちゃおうっていう痩身術です。
世間ではコルセットダイエットなんて呼ばれています。


まず、どうして「コルセット 肉 どこへ」という検索をしてしまうのか考えてみました。

多分これって、「部分痩せ」の中で言われる「脂肪が移動する」って話あたりから予測してのことかなって思います。

結論から言ってしまえば、お肉は移動しませんので、「どこへ」とか言われても、「そこにある」としか言いようがないです爆  笑

部分痩せについては多くのトレーナーの方がおっしゃっているように、無理です。

腕の筋肉を鍛えれば二の腕の座布団がなくなるとかそういうことはないです。

外側の筋肉は意図的に太くできますが、脂肪はあくまでバランスよく付きます


と言いつつもここで矛盾することも言っちゃいます笑い泣き

お腹痩せは可能ですガーン

お腹だけ部分痩せすることはできますガーン

また背中だけ、肩回りだけ、お尻だけ、だけの部分痩せも可能ですガーン

首周りの部分痩せに至っては他の部分痩せよりも難易度が低い気もします。

部分痩せについては次回で、最初は「コルセットで肉はどこにも移動しない」ということについてです。

そもそも

脂肪は移動しません

というか移動できません

脂肪は脂肪細胞というところに溜められます。

形は梱包に使われるプチプチみたくなっています。
プチプチの房ひとつひとつに脂肪が充填される仕組みです。

 

 


で脂肪は、脂肪を小腸で吸収するか、炭水化物から生成するかで、いったん肝臓周りに貯められてリンパ管に放流されてやがて脂肪細胞に吸い取られます。

リンパ管に放流という言葉を使ったのは、体内に張り巡らされたもう一つの管、つまり、血管ですけど、これは心臓だとか脈とかで強制的に流れていますが、リンパはそういうものじゃないです。
たまたま動かされた筋肉とかでちょっぴりだけ動くだけです。
1秒間にたった5mmくらいしか流れないらしいです。

そんな超やる気のない速度で流れるリンパのせせらぎに乗って、辿り着いた脂肪細胞の中でいつか燃やされる日を待って皮下脂肪としてとどまっています。



いよいよ使うぞってなると、脂肪は脂肪酸に分解されて血管に放出されます。

今度は血管の急流に乗せられて酸素と結びついて、身体の燃料として燃やされます。

燃料を必要としているのは別に筋肉だけではないです。
脳や消化器、皮膚とかあらゆるものが必要としています。

ただ、人間が必要な燃料にも種類がいろいろあって、脳は精製度の高いものでないといけないとかちょっと面倒くさいものです。
ちょうど石油から作る燃料に、重油や軽油、ガソリン、アルコールなどがあるのと同じです。

いずれにしても

体内に吸収、精製された脂肪は、リンパ→脂肪細胞→血管という一方通行なので、お腹にあった皮下脂肪がバストに移動するとかそういうことはないです。

 

 

お腹の脂肪をどこかに移動させたいというのは、どこでもドアで好きなところへ行きたいと思うのと同じくらい不可能なことなのです。

あっ汗ちなみに内臓脂肪は一時保存の脂肪でリンパに乗せきれていない分ですので、これはある意味移動すると言えなくもないです。

ということで

例えコルセットで締め上げたところで脂肪が移動することはないです。

じゃあ、コルセットで締め上げたせいで脂肪が圧縮されて脂肪の密度が高まっているのではないかって思われるかもしれません。

 

 

それもないです。


そもそも液体を収縮させるほどの圧力をコルセットでかけることできないです。
もしもそれだけの圧力をかけられたとしたら、脂肪が収縮するよりも先に肋骨が折れて肺が押しつぶされるでしょうガーン

深海に投げ込まれたかのようになってぶしゅってなって即死ですね。

 

 

でも

コルセットをすればとりあえず誰でもその場でくびれはできるし、プロポーションは少なからずすぐに改善されます。

気付きましたかはてなマーク

もう答えを書いちゃいました爆  笑

プロポーション、つまり姿勢を改善しているに過ぎないんですね。

現代人の日常生活は、座っている時間が長いです。

 

 

座っているときはどうしたって背中を丸くします

そうすると、湾曲した背筋(せすじ)のせいで肩から股下までの距離が縮まります

縮んだ分前後左右に皮膚がたるみます

それがコルセット前のお肉の正体です。

コルセットで背筋(せすじ)を伸ばされれば、当然前後左右にたるんだ腹の皮が上下に引っ張られますよね。

それで痩せたように見えるだけです。

サイズダウンするので実際に痩せていますが、大人の事情で痩せたと書くことはできませんえーん

それと、コルセットくびれるのが嬉しいからか、コルセットを締め上げすぎると今度はコルセットに覆いかぶさるように背中側からお肉がぷにゅうって出てきたみたくなりますが、これも別に脂肪が移動したわけではないです。

もともと背中についていた脂肪ですガーン

今まで丸くなった背筋(せすじ)のせいで伸ばされていてなかなか気づかなかっただけですガーン

Aboo的にはこの背中の脂肪がいちばんしぶとくて憎たらしいです。

特に肩甲骨の間に詰まった脂肪は76kgから51kgに落とすことができた今でさえ、図々しく居座っていますムキー


脂肪軍団最後の砦はどうやらこの背中の脂肪と内腿のようで、Abooは日々これらの脂肪と血で血を洗う死闘を繰り広げていますナイフ

って嘘です。

どちらかといえば75年以上もチンタラ続けられている朝鮮戦争に近く、背中の脂肪は半分諦めモードです爆  笑


でなえー


ここでは発想を変えてみると分かることがあります。


実は姿勢をよくするだけで、自分が思っていたほど太っていないことが多いってことです。

一定以下のBMIに達していればそのお腹周りのタポタポしたものは、気のせいとはいいませんが、本来そうあるべきではないものなのです。

 

一定以下のBMIとは、身長-100cmあるいはBMI23くらいです。

身長158cmの平均的な女性なら、完全空腹時体重58kgくらい、超満腹時62kgくらいです。
一番体重が増える40代女性の平均体重が55kgくらいなのでこの基準かなり緩いことが分かると思います。


姿勢をよくするだけで、さっきまで目立っていたお肉がどこへ行ったか分からなくなるんですから、姿勢をよくしないという選択肢はないですね。

でも、姿勢をよく保ち続けるのは大変なので、コルセットの力を借りて、良い姿勢を体に覚え込ませるってのはありだと思います。

次回のこのシリーズ(3日後)は最初の方で書いた通り部分痩せのことを書きたいと思います。