隠居生活 -19ページ目

隠居生活

日記・blog

何をしたら良いかわからない(10歳、小学生)

何をしたら良いかわからない(15歳、受験生)

何をしたら良いかわからない(22歳、新入社員)

何をしたら良いかわからない(29歳、婚活女子)

何をしたら良いかわからない(39歳、無職)

何をしたら良いかわからない(50歳、主婦)

何をしたら良いかわからない(65歳、定年退職)

何をしたら良いかわからない(88歳、隠居)


同じ言葉でも、

誰が言ったか、何を思って言ったかで、

その意味は全く様相を変えてしまう。



「痛い」と聞いて、何を連想するだろう。

怪我や病で身体が痛いのか、

悲しみに暮れて心が痛いのか、

言動が支離滅裂で、傍から見て痛いのか、

抱腹絶倒で笑い過ぎて、お腹が痛いのか、

その人の個性とも言える、思考の癖が垣間見える。


日常の中の何処にでも起こり得るし、

ほぼ毎日、何処かで起きていることでもある。

人間関係の中で、誤解を生む要因のひとつでもあり、

恋愛関係の中で、男女がすれ違う要因でもあり、

仕事関係の中で、利害の不一致を引き起こす要因でもあり、

親子関係の中で、理想を押し付けあう要因でもあり、

師弟関係の中で、学びの差異による齟齬の要因でもあり、

勝敗関係の中で、優劣の幻想を引き起こす要因でもある。


言葉は想いのままには伝わらず、

時に誤解と偏見を生み出す。

それでも伝わる人には、しっかり伝わるのが面白い。


よく使う言葉は、その人の在り方を映し出し、

苦手な言葉は、その人の過去の苦しみを描き出し、

大好きな言葉は、その人のこれからを予言する。


言葉を無闇矢鱈に使うのもいいけれど、

振り返る為に、日毎気ままに書き残してみるのもいいだろう。


もしかしたら、ある日突然、自分だけの秘密に気づけるかもしれない。

世に謳われる、正しい答え、法則、哲学、考え方、幸せの形、

そんなものすら些細な事に感じられるような、不思議な言葉の意味に。


虹色の夢


少年少女よ 大志を抱け!

私は忘れはしない。

君達の笑顔こそ明日の希望だ。


ほなまた(´~`)ノシ