6月8日

放射線科と腫瘍科の先生に相談するため
再び病院へ


はっちゃんが行っている病院では
放射線治療の方法が3つ

①多分割
②小分割
③定位

はっちゃんのパターンに合うのは
①か②との事でした


①多分割
𓏸週に5回の照射を20回行う

②小分割
𓏸週に1回の照射を6回行う


どちらの治療でも有効だとの事だったけど
①と②どっちを選べばいいのか…?


放射線治療は全身麻酔が必須だから
全身麻酔のリスクで言えば圧倒的に①の方が高い。

けど
①は1回の線量が②より少ないから
治療で出る副作用としては②より低い。



ん〜…

飼い主としては麻酔のリスクも副作用のリスクも
避けたいところ....

なので、結局どちらを選ぶかは
飼い主さん次第といったところなのかなぁと思います



私と夫はよく話し合って
①の多分割治療を選択しました


①は全身麻酔のリスクは高いけど副作用を抑えられる

はっちゃんの場合、腫瘍が頭にあるから
もし強い副作用が出てしまったら
はっちゃんが凄くしんどかったりするのかなって。


頭の中に腫瘍ができた事がないから分からないけど
頭痛や吐き気があったらなんかね…
かなり辛そうだもんね…
はっちゃんは犬だから頭痛くても言えないしね…


後は①の最大のメリットとして
効果の持続が②より期待できる事。

①は少ない線量を長期的に照射する事で
腫瘍をジワジワとやっつける


はっちゃんが髄膜腫になってから
今までずっと1番大切にして来たのは
はっちゃんが普通に暮らせる期間を出来るだけ長く
継続させてあげたいという思いだったから
効果の持続がより期待出来る方を選びました



とは言えリスクもある治療…えーん
またはっちゃんに負担を強いる事になるね


治療法を決めてから治療計画も
着々と進めて行ったけど
なかなか前向きな気持ちになれなかった


難しい病気になるとどうしても
リスクも高い治療をしないとダメになるのが
もう本当に…
なんとも言えない気持ちになるよね


だからと言って何もしないってのは
もっと怖いし…

発作が起きた日からずっと
なんかねぇ〜
なかなかと辛い気持ちですショック


リスクの高い治療は賛否あるしさ…

その時々で辛い選択肢しかない中で
最善だと思うものを選んでも
人によっては可哀想だとか。
犬はそれを望んでるのか?とか。
ほとんど症例もないような治療するのは実験だとか。
色々と言ってくる人もいるわけでね…


愛する家族を酷い目に遭わせたい飼い主なんか
おらんのよ。


なんかそういう外野のサラッと言う言葉も
こういう辛い時はグサッと来たりする。


いちいち外野に言われなくても
そんな事は全部全〜部考えに考えた上で
怖さや不安に押し潰されそうになりながらも
ヨシ!やるしかない!!って
どこにもない気力を無理矢理引き出して
強引に気持ちを奮い立たせて
覚悟を決めて治療を始めてるのよ…


なんか最後
愚痴っぽくなっちゃったけど
もの言えぬ家族と治療に挑む人達はみんな
同じような気持ちだと思う



そんなこんなで
なかなか書く気になれなくて
ブログに少しタイムラグがありますが

はっちゃんは6月26日から
もう放射線治療をスタートしています

今は
第1週目の治療が明日で終了するところです
はっちゃんは今とっても頑張ってるよ




次ははっちゃんの放射線治療
1週目の経過を書いていこうと思います