花は咲いていないがダールベルグデージー。

ほったらかしの荒地の方がよく育つという解説があった。

デージーにはヒナギクの和名があるように菊花様態の花を持つ植物の総称のよう。

キク科のものでなくてもなんとか菊という和名を持つ草花は多い。

「ヒナギク」の画像検索結果

雛菊のはやむなしさの首傾ぐ 河野多希女
 
小さき鉢に取りて雛菊鮮かに 篠原温亭
 
雛菊や亡き子に母乳滴りて 柴崎左田男
 
雛菊にみどり児の眼は常に澄む 吉村ひさ志
 
日だまりに雛菊保育園の庭 大屋達治
 
雛菊に倦みて羊となりにけり 中村苑子
 
仔雀や雛菊千が地を埋めて 草間時彦
 
雛菊のはやむなしさの首傾ぐ 河野多希女
 
雛菊や戸の内暗き百姓家 遠藤梧逸
 
仔雀や雛菊千が地を埋めて 草間時彦
 
雛菊咲きころんでもすぐ起きる児よ 星野明世
 
雛菊や庭の木椅子は隙だらけ 岡崎光魚
 
雛菊に遠嶺の虹のしばらくは 鷲見鈴子
 
仔雀や雛菊千が地を埋めて 草間時彦
 
雛菊や子の作文に大志あり 大原勉
 
雛菊や戸の内暗き百姓家 遠藤梧逸
 
畝咲きのまま雛菊の売られけり 小島淡嵩
 
雛菊や亡き子に母乳滴りて 柴崎左田男
 
真珠(マルガリータ)は雛菊(マルグリート)の子、ちちが爻る 加藤郁乎

↑最後の句 マルガリータもマルグリートも、「爻る」の読みも分からない。

爻るは交わると読むよう。

漢和辞典:

筆まか勢さんも「雛菊」の例句としてこの句を紹介なさっている。

他のところで以下のような解説も見つけた

 

マルグリットまたはマルグリート(Marguerite)は、フランス語圏の女性名。マーガレット、マルゲリータ、マルガレーテ、マルグレーテ、マルガリータ、マルギト、マルケータなどに対応する。原型にあたるマルガリテス(Margarites, Μαργαρίτης)はペルシャからギリシャまで広く分布する印欧語由来の人名で、「真珠」を意味する。聖女アンティオキアのマルガリタにあやかって広まった。

イタリア語ではヒナギクのこととも。

ならば雛菊は真珠の子がただしいのでは。

ヨーロッパの芝生に生える雛菊は真珠のように小さく白い花の野草である。

ハツコイソウという名札が差さっていた。名に似合わずオーストラリアの砂漠が原産地のよう。

コバルトブルーのものは、「新着」とみえて、画像集などにはなかった。一年草として扱われているが木本性らしい。

ロウバイはこの辺りではもう盛りを過ぎたよう。

ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅〔カラウメ〕、Chimonanthus praecox)は、クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属に属する中国原産の落葉樹である。早生種では12月頃に、晩生種でも2月にかけて半透明でにぶいツヤのある黄色く香り高い花がやや下を向いて咲く[1]。果実は痩果で一見すると種子に見え、花床が発達した壺状の偽果に数個~10個程度見られる。ロウバイ属には他に5種があり、いずれも中国に産する。なお、ウメは寒い時期に開花し、香りが強く、花柄が短く花が枝にまとまってつくといった類似点があるが、バラ目バラ科に属しており系統的には遠縁である。

蝋梅の名は、本草綱目によれば、半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで細工のようであり、かつ臘月(ろうげつ:旧暦12月)に咲くことにちなむという[1]日本においては晩冬小寒〔1月6日頃〕から立春の前日〔2月3日頃〕までの間)の季語とされる

 

俳句でも立春までの季語のようである。

葦かススキか迷うが、ススキだと思う

総合文化センター前の庄下川沿い。その部分だけ階段を利用して川渕に降りることできる。

そこの石壁に

ここでもかつて2艘の船を繋いで船渡御が行われていたらしい

ヒマラヤユキノシタ

近所のお庭でも植えられているのをよくみかけるが、なかなか花盛りの姿にはお目にかからない。近くの女子大の事務棟前の植え込みにも群植されていたが上手く繁茂しなかった。

この時期大学、特に私立大学は毎日が入試日のようで、なかなか中へもぐりこむ機会がない。

↑の画像は昨日撮影。西難波神社の境内。ここでは境内のあちらこちらで繁茂している。

近くの空家跡で、3軒目の仲介業者の幟が立ったと思ったらすぐ作業が始まった

隣家のマンションを仕切る古いブロック塀が取り壊され始めた。

↑は昨日の画像

今日

そのマンションそのものが空家になっているのに気付いた。マンション自体を解体するよう。

マンション解体の一時利用かどうか、成り行き注視。