夏の田村草   和名の由来は不詳らしい。

茎は直立し、断面が四角形、無毛又は軟毛が生える。葉は対生し、1~2回(稀に3回)羽状複葉、。小葉は卵形~楕円状卵形~披針形、先が鋭頭、縁は鈍鋸歯、葉表には短軟毛が散生し、葉藁には腺点がある。葉柄は長さ3~7㎝、基部に長軟毛が開出する。花茎の先に長さ10~20㎝の穂状の花序を伸ばし、花をまばらに輪生する。花穂軸は無毛又は開出する軟毛があり、稀に腺毛が混じる。花冠は長さ8~10㎜青紫色、外面に短毛がある。萼は花時に長さ3~4㎜の鐘形、先は2唇形、開出する軟毛があり、ときに腺毛が混じる。萼は果時には大きくなり、長さ約6㎜になる。果実は4分果。

上に書かれている態様を確認した上ではない。

7月に咲いているからアキノタムラソウとは言いにくい。

林縁部と言える場所にびっしりと咲いている。

↑↓ 神戸市北区淡河町の施設の駐車場。今は新しい駐車場が出来たが、その新駐車場の出口部分の余白のような位置づけ。菜園なども設けられた。

カルーナやヒオウギスイセンが見える

ミニトマトは終わり。サツマイモが茂っている。

↑の上隅にまだ整地中の花壇がみえる。

時々車を停める場所↓

はなとね 神戸市北区にあるベーグルの有名店

↑が旧道らしい

↑いたどり

虎杖をかつぎ虎杖林出づ 大橋宵火
 
虎杖は火の山の花夜も白し 米谷静二
 
虎杖の花に鏡山肌かくあらは 鈴鹿野風呂
 
虎杖の花に熔岩の日濃かりけり 勝又一透
 
虎杖の花に天上天下かな 富安風生
 
硫気噴き虎杖の芽の臙脂濃き 富安風生
 
虎杖の花吹き荒れて阿蘇近し 桝本 澄子
 
虎杖の花に夕べの残りをり 大野 すみ
 
虎杖を抱へ渓より現れし 本西 満穂子
 
虎杖の花しんかんと終るなり 新谷ひろし
 
虎杖の花の蜂起に道仏 上田五千石
 
虎杖の花の散りこむマンホール 岡本 眸
 
岳のもと虎杖を食ひ水を飲み 青柳志解樹
 
虎杖を四五本掴み山離る 吉田汀史
 
虎杖を食めば母郷の海光る 舘岡沙緻
 
虎杖がかぶさり青き水ねじれ 細見綾子
 
虎杖の花の散りこむマンホール 岡本 眸
 
虎杖の花昼の月ありやなしや 高浜虚子
 
虎杖の花月光につめたしや 山口青邨
 
虎杖をむかし手折りぬ四月尽 石田波郷
 
紅斑ある虎杖思ふのみに酸し 山口誓子
 
虎杖がかぶさり青き水ねじれ 細見綾子
 
虎杖やガンビ林の一部落 河東碧梧桐
 
虎杖や狩勝峠汽車徐行 星野立子
 
山陰に虎杖森の如くなり 正岡子規
 
鳶低く来て虎杖の花煽る 柏原日出子
 
虎杖の花月光につめたしや 山口青邨
 
最上川みる虎杖を手にあまし 皆川盤水
 
虎杖の芽は蓚酸の赤ならむ 新谷ひろし
 
岩清水大虎杖の葉に掬ひ 白井新一
 
虎杖に風うらが見え少年見え 吉田小机
 
虎杖の花月光つめたしや 山口青邨
 
虎杖の花こぼしつゝ仔馬とぶ 石田雨圃子
 
虎杖の花に行燈あいまい屋 富安風生
 
夏の雨農夫いちにち足洗はず 長谷部虎杖
 
虎杖を噛みつゝ地図をしらべけり 岸本白霧
 
虎杖がかぶさり青き水ねぢれ 細見綾子
 
虎杖一本立つ滑走路のほとり 横山白虹
 
苅籠やわけて虎杖いさぎよし 飯田蛇笏
 
虎杖の月にも枯るる音すなり 勝又木風雨
 
虎杖の花を銜へて小鳥来る 佐々木六戈
 
虎杖をむかし手折りぬ四月尽 石田波郷
 
虎杖の花月光につめたしや 山口青邨
 
古戦場虎杖に紅にじみ出で 鷹羽狩行
 
紅斑ある虎杖思ふのみに酸し 山口誓子
 
虎杖の花しんかんと終るなり 新谷ひろし
 
虎杖に山蚕かけたる黄繭かな 安斎桜[カイ]子
 
ゼリー置く虎杖の葉のとびし風 富安風生
 
干魚匂ふ街古びたり梅雨曇 長谷部虎杖
 
虎杖の花に牧歌の生れけり 高浜虚子
 
虎杖や赤土山の松の中 浜田波静
 
虎杖やわれまつろはぬ民の裔 矢島渚男
 
虎杖に蜘蛛の巣に日の静かなる 原石鼎
 
虎杖折る小気味よき音山中に 茂里正治
 
激流涼し虎杖巨林なせりけり 岡田日郎
 
虎杖の花に湯筧ざんざ洩れ 岡田日郎
 
虎杖咲き群れ昼の月光る 岡田日郎
 
虎杖や蝦夷用水の辺に茂り 高濱年尾
 
天才を思い虎杖手折りけり 鳴戸奈菜
 
虎杖隣のつつかひ棒ならむ 柿本多映
 
旅人よ野は虎杖の闌け盛り 柿本多映
 
虎杖の朝です墓がじつくり 北原白秋
 
老人は大虎杖を笑ひけり 柿本多映
 
振人よ野は虎杖の闌け盛り 柿本多映
 
虎杖や行くつもりなき丘見ゆる 池田澄子
 
睡眠薬のなか大虎杖を噛みちぎる 和田悟朗
 
虎杖や母ありし日の筒井筒 今瀬剛一
 
虎杖の花に牧歌の生れけり
 
虎杖の酢も涸るる秋五十年 三橋敏雄 眞神
 
虎杖のぽんと折るると折れざると 永田耕衣 吹毛集
 
イワナ一尾々々包む虎杖の葉重ねて 河東碧梧桐
 
虎杖や古屯田の墓所構 河東碧梧桐
 
百姓は跼み虎杖ばかり伸ぶ 石塚友二
 
虎杖は人の長きに負けにけり 松瀬青々
 
虎杖を折ればいまでもぽんと音 山口いさを

葛の花

気温が高いだけでなく、湿度が高く、神戸市北区の山間部でも1分間外を歩くだけで汗が噴き出す。