昨日の句会

足弱になられて句会へは顔見世できないが、ず~と不在出句をなさっている方がいる。

私とは40年におよぶ句友である。

この人、句会成績は抜群。

昨日も高点句を独り占め。

 

心太さっきの話をもう一度  6点句最高点

むず痒い背中の記憶麦の秋 5点 次点

 

6点句には、私も特選の票

次点の5点句もいただいた。「心太」を野外で食べている読者の思い出を彷彿とさせる。

「麦の秋」も同じ。6月の晴れた田園での記憶が蘇る。

 20年間(その間に私の外国生活が2,3度割り込んで不参加)毎年、6月の第1日曜日とその前日の1泊2日宿泊付き吟行会をやっていたころは、毎年ご一緒であった。その頃から、

次回句会(1泊2日の間に10回位句会をやった。駅前に集合した時点で2句出句。新幹線に乘ったら下車時に2句出句といった調子で。)の出句締切を公表したら即投句なさっていた。

「植田」、「麦の秋」、「栗の花」、「菖蒲」などの好句が参加者の公刊句集などに収められていた.。夜は蛍が飛び交う季節でもあった。

 

 宿泊地はおおむね民宿であった。第1回開催地は琵琶湖西岸の朽木であった。

夜は僅かながら蛍が飛んでいた。いい場所だったので、数年後に、家族連れで同じ民宿に泊まった。東岸の近江八幡の水郷も印象に残っている。

 足助、妻籠、有松なども印象に残っている。

深夜深更に及ぶ句会参加がしんどいと言い出す参加者が増えて、第20回を有終として

この会(関西俳文学研究会)は解散した。

 

ツタバウンラン

今年はひときわ旺盛

ザクロノハナ