焚火して紙漉村の川辺なる 所 山花
 
しやうぶをも水巻となす川辺かな 立 圃
 
あかつきや*かんじきのあと川辺まで 長谷川 櫂
 
漸寒の川辺動かぬ鷺の影 大澤柿村
 
雨ながら飾納めに川辺まで 芦立繊子
 
傘雨忌の川辺にひろふ街の音 上田日差子
 
年明ける川辺に箸を洗ふ音 福田甲子雄
 
むく起に蚤はなちやる川辺哉 一茶 ■寛政年間
 
さらば鮎を川辺に出でて眺めばや 広瀬惟然
 
 
メトロキャンドルというナンキンハゼの品種。
 
昨年マタタビとして紹介した記憶がある。
立派な名札が何枚もついているのに見損なったのかどうか?