ほのかな匂い。ジャスミンとは違う。アカシアの蜂蜜は有りだが、ジャスミンはないと思う。

しかしアカシアの花期は長くはない。養蜂業者は多忙であろう。

もっともアカシアの蜂蜜は、この↑ニセアカシアではない、黄色の花の咲くアカシアを指すのであろうか。

根元のナガミヒナゲシはすでに終わり。

 

阪急百貨店のショーウィンドゥ。今月はルイビトン

大きな広いブースにカバンが一つ。その絵柄が背景に拡大。

ゴッホ

 

ルーベンス

それぞれ価格表示。

 

ゴッホは二つのブースで。

ゴッホは例句も多い。

冬ざるるセザンヌの耳ゴッホの耳 行方克己 知音
 
耳なしのゴッホ芳一文化の日 長谷川双魚 『ひとつとや』
 
ゴッホの画秋草くらき彩多し 柴田白葉女 『夕浪』
 
水澄むやゴッホの火の眸我に見る 石原八束 『秋風琴』
 
贋物は暑しゴッホの向日葵よ 本城佐和
 
黒き蝶ゴッホの耳を殺ぎに来る 角川春樹
 
耳袋ゴッホ生涯安堵なき 冨山青沂
 
オーバー重し太陽燃ゆるゴッホの絵 野村慧二
 
ゴッホの星八十八夜の木々の間に 相馬遷子
 
黒き蝶ゴッホの耳を殺ぎに来る 春樹
 
枯蓮はゴッホの素描空透ける 三浦加寿子
 
青春のゴッホに似たり青みかん 佐野竹の子
 
自称ゴッホ橋に絵を売る炎天下 行沢雨晴
 
うろこ雲ゴッホの教会動かざり 関森勝夫
 
ゴッホ墓所南へ渡る鳥の群 関森勝夫
 
ゴッホ来るごとし麦蒔を待つ畑 関森勝夫
 
病み臥す視野二月暦にゴッホの絵 北野民夫
 
黒き蝶ゴッホの耳を殺ぎにくる 角川春樹(1942-)
 
空へ石階 行方知れずのゴッホの耳 伊丹公子
 
ゴッホが見し麦と鴉に阿蘇で遇ふ 津田清子
 
ものの芽の渦巻き上がりゴッホの絵 長谷川かな女
 
まつすぐにゴッホの麦として伸びむ 佐川広治
 
耳なしのゴッホ芳一文化の日 長谷川双魚
 
向日葵の黄の純粋もゴッホ以後 野見山朱鳥
 
口笛ひゅうとゴッホ死にたるは夏か 藤田湘子

セザンヌは

冬ざるるセザンヌの耳ゴッホの耳 行方克己 知音
 
雪靴をもてセザンヌの前に立つ 田川飛旅子 『花文字』
 
セザンヌの描きし色味春北風 新山郁子
 
雪きびしセザンヌ老残の記を読めり 水原秋櫻子
 
セザンヌの絵画と同じ秋果買ふ 藤井寿江子
 
セザンヌの筆の余白に秋の声 岡田 貞峰
 
冬ざるるセザンヌの耳ゴッホの耳 行方克巳
 
雪靴をもてセザンヌの前に立つ 田川飛旅子
 
虹りゆく朝半宵丁にセザンヌるかな 加藤郁乎
 
セザンヌと林檎のごと一生君も釘打て靴に 橋本夢道 無礼なる妻
 
雪きびしセザンヌ老残の記を読めり 水原秋櫻子

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