ヒトツバタゴが花盛り。

アメリカナンジャモンジャ

道路を隔てて緑化植物園のアメリカナンジャモンジャが花盛りと分かる

道路を渡って

かなりの高木だが、花枝は人の目の高さにまで垂れている。

 

ウィキペディアはかなり冷ややかに解説:

ナンジャモンジャとは、見慣れない立派な植物、怪木や珍木に対して地元の人々が付けた愛称。すなわち、特定の植物の名ではない。ヒトツバタゴを指すことが多いが他の樹種の場合もある。あんにゃもんにゃとも。

具体例を挙げているのが特徴か?

 

 

東京では神宮外苑のナンジャモンジャが有名だとか。

多くのブロッガーが画像を投稿なさっている。ついでに俳句も1句という方も多い。

 

その俳句をいくつか紹介

 

お社で なんじゃもんじゃも 神さぶる 

京都御所にもこの木があるよう。

ゆく末をなんじやもんじやの花に問ふ 須賀智子

幸あらんなんじやもんじやの花咲けば
 

 

 

 

 

公園の西門への道は、この木から離れているので、ここにナンジャモンジャの木があると知っていないと気が付かないが、今日あたりは、樹花に注意を向けている人なら気付かずにはおれない。かすかな香も届く。

 

なんじゃもんじゃ芽ぶきてなんだかんだかな 細井啓司
 

 

↑はアメリカヒトツバタゴ

↓日本のヒトツバタゴ

 

まだ若木だが、2本、緑化植物園の園内にある。

Wikipediaの「ヒトツバタゴ」の解説:

 

ヒトツバタゴ (一つ葉タゴ[1]、一つ葉田子、Chionanthus retusus) とはモクセイ科ヒトツバタゴ属の一種。 同じモクセイ科トネリコ(別名「タゴ」)に似ており、トネリコが複葉であるのに対し、本種は小葉を持たない単葉であることから「一つ葉タゴ」の和名がある[2]

なお、別名はナンジャモンジャノキであるが、「ナンジャモンジャ」と名付けられる植物の樹種には、ヒトツバタゴのほかにクスノキ(樟)、ニレ(楡)、イヌザクラ(犬桜)、ボダイジュ(菩提樹)などがあり注意を要する[3]

 

中国台湾朝鮮半島および日本では対馬岐阜県東濃地方の木曽川周辺、愛知県隔離分布する珍しい分布形態をとる(但しこれらの地域以外でも植栽の樹木の実の種が野鳥に運ばれて着床して自生している自生の樹木を山林の中で観察することができる。)。成木で樹高は20mを超える大型の落葉高木。幹は灰褐色で縦に切れ目が入る。 葉は長楕円形で4cm-10cm程度となり、長い葉柄を持ち対生する。花期は5月頃で、新枝の枝先に10cm程度円錐形に集散花序をつける。花冠は深く4裂する。雌雄異株であるが、雌花のみをつける株は存在せず、雄花をつける株と、両性花をつける株がある雄株・両性花異株である。秋に、直径1cm程度の楕円形の果実をつけ、黒く熟す。

 

俳句検索では、タゴ、田子、トネリコ、梣では例句探し出すことができなかった。

 

この公園の今一つの目玉は、飛葛

 

今がちょうど花時。

 

緑の葉裏に、100花位房状に咲いている。

こんなに数多く咲いたのは今年が初めてではないか?

 

生え際では花房が地面に転がっている。