理由は知らないが、わが市の草花(市の花があって、市の樹花もある)はベゴニアである。
そのためかどうか、市の緑化植物園の温室(目下は無加温で窓もドアも開け放している)では毎年ベゴニア展が開催。

温室にベゴニアわれら遅々として 山崎聰

どの家もベゴニアゆるる異郷かな 重政民子

家の窓辺、ドイツ・スイスではゼラニュームだった。
夏のベランダ、戸外では日本製ではないかと思うペチュニアが目立った。

ベゴニアが目立つ異郷とはどこだろう。

今年は、

球根ベゴニアも普通には家の門前ではみることができないが、
根茎性ベゴニアもあまり目にしない。

もっとも今年は、市内で開催される恒例事業も押しなべて、「100周年行事」と銘打っている。

葉挿しができるようである。

一枚の葉を葉脈に沿って切って何株も挿せるようである。
葉が大きい木立性ベゴニアでも可能かとも思う。


品種の名称も画像記録しているが、覚える気はしない。

丁寧に育てられているのがよく分かる。

私も今年は少し時間を使って、ベゴニア・センパ(フローレンス)紫葉と、木立性ベゴニア天の川
の茎挿しをやった。4月以降に挿せば、まず失敗はない。
ほぼすべてが活着したのはいいが、プランターに3株、4株程度植えていたのでは置き場所がないのが悩み。

株分けの洋蘭咲かす女正月 秋川ハルミ