↑11月13日に豊中の服部緑地公園の中の古民家博物館の庭で見たもの。
仲間内で、芭蕉とバナナで意見が分かれた。私はバナナ派。

↓昨日家の近くの人家の庭先で見たもの

木ではなく、明らかに草であること。バナナらしい実がなっている。よって服部緑地のものもバナナと思いたい。

と書いてから、ネットで「芭蕉」を学習。芭蕉も多年草でかつ小さなバナナ状の実をつけるとあり、画像も、上に紹介したものと近似のものが掲載されている。

上の3枚の画像はバナナではなくやはり芭蕉のよう。

・・・・

尼崎市内の公園には、街区公園、近隣公園、地区公園の「格付け」がある。
我が家からは西へ徒歩2分で近隣公園がある。桜の木が30本ほど植わっていて、私は「桜公園」と名づけている。
桜公園を行くためには富松川の橋を渡らなければならない。
昨日今日は水量が少し増えている。
水はきれいだが、小魚の姿などは見かけない。
しかし
いつもカルガモが数羽餌を漁っている。

近隣公園桜公園の桜紅葉は終わりかけている。

落ち葉の間に、マメカミツレがいっぱい生えている。
他にはヘラオオバコ、メヒシバ、タチチチコクサ、ヨモギ・・・。
クローバーは姿を消している。

近隣公園から、北ないし西へ向かうと街区公園がいくつかある。
そのうちの一つ、滅多には覗かない富松公園

富松神社の裏辺りの空き地で珍しい野草を見つけた。
まるで夾竹桃の幼木みたい。花は違うが。↓

↑キョウチクトウ科であるのは確か。トウワタ(アスクレピオス 唐綿)だそうである。「花図鑑」に投稿、教えてもらった。初めて見るような気がする。



家を出て東へ向かい、すぐ南へ折れると、線路伝いに「アカシア通り」がある。
そこを通って道なりに駅前へ行き、さらにそこを通り過ぎてゆくと「冬桜通り」に出る。
2000㎡の空き地に面して冬桜が5本ほどと関山や楊貴妃、普賢象などの八重桜や各種の彼岸桜が計40本ほど一列に片並木状に植えられている。

空地に隣り合って小さな街区公園がある。昨日はそこでもマメカミツレを見つけた。勢いはよくないがマメカミツレは緑葉状態で越冬できるようである。

しかしその空地は今や大きな介護付き有料老人施設となり、冬桜への日照は極端に制限されるはめになった。その影響で街区公園もますます狭く感じられる。

その道を通り過ぎると片側2車線の南北幹線道路に行きつく。それをさらに通り越してゆくと、
JR宝塚線に突き当り、道は行き止まりである。線路の向こうは三菱電機の広大な敷地である。
この地点で、JRと阪急電車が立体交差している。


突き当りへ行く前に橋を二つ渡る。手前のものが上坂部川に、もう一つが昆陽川に架かっているが二つの川はすぐ北側で分流している。

↑正面の流れは昆陽川の本流で、目の前で左へ上坂部川が分流している。
この二つの川は久々知で合流して、久々知川となり、すぐに庄下川に合流する。
庄下川は築地で左右に分かれ、西側へ流れる川は旧佐門殿川となり蓬川と合流した後、ポンプで尼ロックの外へ放出される。

東側の流れは、これまた松島排水機場のポンプを利用して神崎川の分流である左門殿川へ放出され、再び神崎川と合流した後、中島川となって大阪湾へ自力で流れてゆく。

松島排水機場はポンプ6台で、台風11号(何年のものか?)の折は、28時間かけて甲子園球場9杯分の水を排出。
庄下川の堤防天高(海面より2.7メートル)まで、あと1,6メートル迄で水位を抑えて洪水を防いだ実績があるよう。建設当時は東洋1の能力を持っていたとか。



・・・
南北に走っているJRを西から東へ抜けるための踏切は、阪急電車の高架をくぐって南へ行くか(そのためには冬桜通りの端っこまで引き返す必要がある)、少し戻って北へ行く道を通って平面踏切のあるところまで抜けてゆく必要がある。

その近くでプランター植えの植物、マメカミツリによく似たものを見つけた。

花は黄色らしいが今は枯れている。
幸い花札が差し込んであった。ダールベルグ・デージー。

踏切越えると完全に三菱電機のテリトリー。わずかに、阪急の高架を抜けてJR塚口駅へ向かう道だけが「公開」されている。
JR利用の社員が正門(まだかなり北である)へ向かう列が朝夕は続くのであろう。
初めて通る道である。

駅の南側から今度はJR線を潜る地下道を通って西側へ出るとそこは、上坂部西地区公園。

バジル・ダークオパール

バジルもまた歳時記未登載植物である。しいて言えば、夏の季語であろう。
バジルで俳句検索や現代俳句協会のデータベースに当たったが例句を探し出せなかった。
「バジル 俳句」でネット検索したら、6月に投稿した私のブログが出てきた。

その日のブログでもバジルの例句がないとぶつぶつ呟いている。まったく記憶していなかった。

アメジストセージはいまや普通に見かける。

↑11月末だからさすがに咲いていない。
↓コバルト・セージ  まだ咲いている。


一般にサルビアといえば、スカーレット・セージ(緋衣草)のこと。

朝晩涼しい田園地帯なら夏でもきれいに咲いているが、最近は都会では秋の花になっている。