とめどなく
とめどなく恋の色 ひと色に あなた色
さからえば不安げに 色合いが おぼろなの
髪をほどく時に 秘め事に変わるの
背中を開けた時に 吐息は深く
夜明け前のシャワーには 痺れた心
流されそう 溶かされそう はかなげな気分
眠り際に 交わす声は 少し掠れ
恋の行方 哀しいくらい 標ないまま
とめどなく毎日は 限りなく続いてく
せつなさをノックして あの人はやって来る
気まぐれの時間に 少し眉をしかめ
体を捩るように ドアを閉めるわ
夜明け前の サフランブルー 肌をよぎって
黒子ひとつ うぶ毛の中に 青く浮き上がる
眠り際に 交わす声は 少し掠れて
恋の行方 哀しいくらい 標ないまま
夜明け前の サフランブルー 肌をよぎって
あなたの腕 もう一度そっと 引き寄せる私
眠り際に 夢がこぼれ 時がこぼれて
恋の行方 哀しいくらい 標ないまま
夜明け前の サフランブルー 肌をよぎって
あなたの腕 もう一度そっと 引き寄せる私
眠り際に 夢がこぼれ 時がこぼれて
恋の行方 哀しいくらい 標ないまま
青いNovember
翡翠色の思い出 鳥の羽のよう
ふわり夜に漂い もう掴めなくて
秋のソナタ あなたは 感じさせて ふと
欅の下 静かに 椅子にもたれてた
やわらかい日差しに 視線だけ交わした
恋は飽きもせず 胸を震わせて困る
あなた さかのぼる夢を 止めさせて
青い November
ため息より沈黙 公園の二人
昔よりも柔和な 瞳が語った
もう惑わせないで 私の未来まで
あの日 坂道を二人 上りと下りに
別れ 振り向かず 恋を終わらせた
青い November
恋は飽きもせず 今も記憶をたぐりよせ
秋の とても長い夜 止めさせて
青い November
http://www.youtube.com/watch?v=fxcEQcxCnWs
High Noon
開襟シャツの胸元から 両切り煙草を
男は無造作に取り出し くわえながら行く
真昼の草の匂い 強くむせた
公園のボートには 昔の面影見えなくて
恋人は語らうが 浮かんだ姿は紙コップ
夢 紙一重 もうギリギリのイリュージョン
せつなさを 漕いで行くよ
トーキョーの空の青 平たく奥行き失くしてる
色合いはポリバケツ それでも口には出さないよ
夢 紙一重 愛ギリギリのイリュージョン
せつなさを 汲んでいくよ
やさしさ色は せめて胸の中
君のためにだけ塗りこめた 世界さ
小さい頃の 植物図鑑を
君になら見せられるきっと 自然に
むかしばなし 男のリュックサック
眠る蝶の羽もよう はかなげで
見とれている 映像はカーキ色に
やるせなさを 男は背負うけれど
君にだけは さりげなく歌を唄う
あの日の空の青さまで よみがえるように
SFの未来が来ても さりげなく歌を唄う
開襟シャツの男の影 振り向くといない
時間のよじれたすれ違い 植物図鑑を
開くと もう一度会えそうな 真昼