美しい女
サヨナラは言わないで 去ってくれ
いつか どこかで 会える 日のために
わかっているよ あなたの心には
別の誰かが すんでいると
愛とは 時には そっと 背中を見送ることだ
お行きよ 美しい女 だけど 死ぬ時まで
待ちつづけよう あなたを
See you again
忘れられない人を 追ってゆけ
果てしない 星たちの海原を
凍えた夜は 思い出すがいい
つかのまだった この安らぎ
あなたと もっと昔に
逢えたら よかったけれど
お行きよ 美しい女 男は離れても
愛に生きられる ものだよ
See you again
あなたと もっと昔に
逢えたら よかったけれど
お行きよ 美しい女 男は離れても
愛に生きられる ものだよ
See you again
うらぶれて
街はいつも 姿を変え
見るたびごとに 荒れて行く
夜をめざし あふれる人
僕の心 荒れて行く
都会なんて 横目で見て
すねてみても かなわず
行きつくのは いつもの店
いつもの椅子 いつもの席
ほんの前は 顔を寄せて
お喋りする 君がいた
ある日君は 大人の顔で
ふいに別れを 告げたよ
時も人も 姿を変え
過ぎて行くか たやすく
僕の前の 席は空っぽ
風通しが 良すぎるほど
遊び慣れた 若い娘
生き生きして 行き交う
声をかけて 誘うほど
勇気もなく 席を立つ
勇気もなく 席を立つ
https://www.youtube.com/watch?v=3sJYE9zyvvs
水の中のグラス
夜更けのプールサイド そっとさざなみに
体を沈めて 深く息を吸い込む
あなたもプールサイド 体をすべらせ
向こう側で 泳ぎます
二人は月と一緒に 水面に浮かび
ひそかに水の中で すれ違いながら
指先軽くふれて とまどう思いに
息をついて 空を見る
濡れた体で 向き合う夜
ワインの壜 テーブルの上
肌のしずくが 月あかりに
きらめきながら グラスに堕ちて
悩ましい 味がするよ
夜も夏も 終わってほしくない
このまま 地球を
二人で 降りたい気分だよ
好きだよ 今夜なら照れないで言えるさ
あなたと めぐり逢った夏にカンパイさ
くちびる重ねた てにひらのグラスが
水の中へ 落ちては
ゆっくりと沈んでく 銀色の泡を残し