おばあちゃん
真っ昼間の空にね
うっすらと浮かぶ白いお月さまをみつけたよ
そしたらね
おばあちゃんのことを思い出してきたんだよ
毎日お空を見上げて手を合わせていた
「おばあちゃん」
って声をかけると
いつもパーッと笑顔でこっちに寄ってきて
両手を合掌し
まるで神さま仏さまを拝みだすように頭を垂れて
「ありがとうございます、ありがとうございます…」
「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
と唱えていたこと…
あの時はね
なんだか恥ずかしいような嬉しいような
胸がこしょぐったい気持ちだったけどね
今、少しだけならなんとなく
あの時のおばあちゃんの気持ちが
わかってきたような気がするよ
みんなが平等に
生まれながらにして持っている
「仏性」という光に目を向けて
おばあちゃんはわたしに手を合わせていたんだね
そうしながら
おばあちゃんの「仏性」にも頭を下げて
拝んでいたんだね
そして天に手を合わせ
「生かされていること」に感謝していたんだね
いつもあなたの側にいます
いつもあなたと共にいます
あなたの今日に安らぎが届きますように



