最近の私は気がつけば生活が“作ること”中心になっている。
革を触り始めると他のことが後回しになってしまう。
作らない時間のほうが落ち着かない自分がいます。
だから作業中に突然くる“オフ”は、やっぱりしんどい。
「ここから進めたい」という時ほど体が動かなくなって、気持ちがすっとしぼんでしまいます。
どうにもできないことが悔しくて、小さくイラッとする自分もいる。
けれど、ものづくりをしている時間だけは、私はちゃんと“私”でいられる。
そして、ほんの少しだけだけど、社会に馴染めている気がするんです。
外に出るのがしんどい日でも、人と話す自信がなくても、作っている時だけは世界とのつながりを感じられる。
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その反応が本当に嬉しくて、「もう少し頑張りたい」「また作りたい」と思える。
その気持ちが、今の私を前に押してくれています。
だからこそ、もし作れなくなる日が来たら…と考えると怖くなる。
作ることは生活の軸で、心の支えでもあるから。
失うことを想像するだけで、不安が小さく積もっていきます。
薬の副作用に“のめり込みやすくなる”ことがあると聞いて、
今の自分に少し重なる部分もあるけれど、
それでもやっぱり、ものづくりは手放したくないです。
不安も、悔しい瞬間も、まだたくさんあるけど、
でも今日も、私はモノづくりをしています。
続けたいから。