私は北上山地の大自然に育てられました。
近年になって地元紙でILC(国際リニアコライダー)誘致の記事が多くなりました。
故郷がこれから大発展するかもしれないと素直にうれしく思いました。
しかし、人々は昔から北上山地の豊かな自然環境に生かされてきました。
三陸海岸や仙台平野の食材の恵みは北上山地によるものです。
その慈しむ思いで故郷を見た時、ILC建設がこれまでの人々の営みを破壊するかもしれないと恐れるようになりました。
さらに懸念があります。
ILCが稼働すると電磁波が発生するでしょう。
電磁波はどれほど危険なものか科学的にはっきりわかっていません。
その電磁波が地元住民の健康に思わぬ悪影響を与えないか心配です。
また、研究が終了した後も、永久に自然の中に巨大な人工物が残されると思うと気持ちが悪くなります。
こんなものを後の世代に残さないでほしいです。
私はむしろ誘致活動で、日本の原風景ともいえる故郷への感謝の気持ちが溢れ、誇りを持ちました。
そして今ではILCが建設されないよう切に願っています。
日本のアイデンティティーを残してほしいのでILC誘致に反対です。