映画「破門」さ、小説「疫病神シリーズ」のひとつで、これがまたおもろいのよ。
で、映画にもなってんだけどね、今回のはリメイクでしょ、佐々木蔵之介とあのジャニーズの変なのと。佐々木蔵之介はまぁいいがさ、それにしてもアカン、小説とはかけ離れ過ぎだわ。元々は北村一輝と濱田岳なのよ。これはドンピシャ。まぁ、オモロイ。小説そのもの。最近の邦画では一番よ。続編楽しみで楽しみで。なんでもかんでもリメイクすりゃいいなんてワヤヤ。「レディジョーカー」にせよ、「64」もそう。レディジョーカーなんて渡哲也最高よ。レディの切なさなんてグッとくるもんな。「64」もピエール瀧が、小説主人公をものの見事に演じきった味は素晴らしい。なにかと小説から映画化されると、ちゃうやんか、ってのはありがちだが、流行ったもんを二番煎じで配役変えてクダラナクしてしまうのって、どうよ?

ハッキリ言う、「64」みるなら、ピエール瀧のほう、「破門」みるなら北村一輝だよ。シリーズものあるから、病みつきになるよ、北村と濱田の掛け合いは。
邦画って、なんでこう……なんていうか……
ちゃちぃの?    配役、ミスキャストばかり。
佐藤浩市は好きだが、「64」の主人公にははまってないわ。