みなさん こんにちは!
高等技術学校フイエ校土木科の先生方とCOREルワンダスタッフ もうすっかり「ワンチーム」!
先日、私たちが普段ルワンダで訓練している道直しが、正式に高等技術学校の職業訓練のカリキュラムになりました!
「労働集約型未舗装道路整備コースレベル3」の中に入りました!(とはいえ、このカリキュラムまだ承認されていませんし、承認までまだもういくつかステップもありますので、まだまだ道のりは続きます!)
レベル3というのは中学校卒業資格があれば履修できます。このコースは現段階ではレベル3のみの1年のコースです。
実はこの件、とても不思議な流れだったのです。
私たちはまず、全国職業訓練校事務局を訪れて、土のう工法道直しをカリキュラム化したい旨を伝えました。すると、それなら全国高等技術学校事務局へ行くようにといわれ、そこでまた副事務局長にカリキュラム化をしたい旨を告げると、「それならパートナーにならないと。キガリ校はもうたくさんパートナーがいるからフイエなんてどう?」とさっくりその場でフイエ校の校長先生に電話をおかけになって、そのまま次の週にはフイエ校の校長先生とお会いすることになりました。
しかし、校長先生は、「フイエ校独自のコースなら、その分の予算さえ出してくれれば難しくないけど、正式なカリキュラムはできたとしても最低5年はかかるし、第一かなりの予算がかかると思う」と仰っいました。
…フイエ校独自のコースで当方が予算を出してくれれば…ということは、こちらが結構な予算を出さなければコースは実現できないということ。それじゃ継続できない。これは、フイエ校と同時進行でインフラ省や教育省にも掛け合って、方々様々な機関から働きかけて…継続的に人材育成できる方法を…と心配していたのでした。
それでも、まずはフイエ校の先生方にご理解いただければと、今年はフイエ校の先生方と研修をしてきました。
そうしたら!フイエ校の先生方がだれも誰も知らないうちに、職業訓練事務局が2018年にフイエ校以外の高等技術学校の土木科の先生たちを集めて「労働集約型未舗装道路整備コース」というカリキュラムを作成していたのでした。
そして!それが2021年10月から、フイエ校で実施されることになり(現在15人すでに履修中!)、カリキュラムの最終仕上げがフイエ校に任されるという知らせをフイエ校が受けたのです!
その時点で私たちと一通り研修を終えたフイエ校の先生方が、今から急いで土のう工法をカリキュラムに入れよう!と仰ってくれたのでした。
そこからが急展開。
フイエ校の副校長先生が全国職業訓練事務局に掛け合ってくださって、顔合わせをしたその時に、カリキュラム化が決定し、
コースの修了試験問題を作るのに間に合わないからすぐにカリキュラムを作るよう指示を受け、
大使館、外務省のご担当の方もすぐに変更届を認めてくださって、
フイエ校の先生たちは平日は授業もあるので週末に!
先生方と、職業訓練事務局のカリキュラム作成専門家の方と、私たちと、缶詰でカリキュラムを作成しました。
早朝から遅くまで、怒涛の3日間。学生たちが何を学んだら施工できるか、何をチェックする必要があるか、を細かく項目にしていく作業でした。ちゃんと技術を身に着けてほしいという思いがなければできない作業です。フイエ校の先生たちの教育者としてのパッションにとても感動しました!
改めて考えれば、先生たちにとっては面倒が増えただけで、メリットはないのです。既にできてるカリキュラムだし、それをそのまま教えればいいんだから。それをわざわざ週末返上で缶詰で、思考がへとへとになるまで追加モジュールを作ってくれたのは、
「公共事業の現場で土のう工法ができる人材がいれば農村の道路整備事業の品質が上がるだろう。それはみんなの役に立つだろう。」
と思ってくれたからです。
ルワンダの公立の技術学校の先生方と同じ方向を向いて過ごせたというのは本当に幸せなことだなあ、と心から思った3日間でした。
次の日、シファもオベッドもフランソワさんも、少し燃え尽き症候群のような状態になりました。
それくらい素晴らしくも濃密な怒涛の3日間だったのです。
カリキュラムの最終承認までまだあといくつもステップが残っています。最初の一山超えたところですので、これからも見守ってください。
幸せな現場の空気が皆さんにも伝わりますように。




