4月のことでしたが、ルワンダで大雨が降り、北西部では大規模土砂災害が起きました。

多くの方が被害にあいました。

こういった大規模な災害が起きてしまったわけですが、傾斜地の土壌保全は私たちにとって、以前から最も関心のある活動でした。

 

というのも、いくら道路を整備しても、道路を泥化するのは傾斜地上部の農地からの土壌浸食と、管理されていない雨水の排水だということがわかっていたからです。また、橋付近の洪水について地域住人から毎回相談を受けるのですが、その原因は河川堆積物(土壌浸食による)によるものだったからです。

 

ではどうして土壌浸食が起きてしまうのでしょうか。

傾斜地の森を伐採して、農地にし、土壌保全の対策をしないまま耕作をしているからです。

 

そこで、傾斜地にある農地を段々畑にしてアグロフォレストリーを推進する事業を考えています。

そこで最も被害の激しかった地域の一つでもあるルチロ郡へ現場視察へ行ってきました。

 

 

 

と、ここからが今回の本題です(笑)!

土壌保全が必要な場所を確認しながら郡政府の農業担当者と、COREの同僚の環境エンジニアとルチロ郡の農村部をあるいていると!

今回も出会ってしまったのです!私の理想のおばあちゃん!

笑顔のとっっっても素敵なおばあちゃんが、向こうから鍬を持って歩いてきて「こんなところまで来てくれてありがとうねえ!」と私たち全員を一人一人抱きしめてくれました。

ああ!私もこんなおばあちゃんになりたい!毎日の一つ一つの小さな出来事にも心から感謝をして喜んで、出会う人々を抱きしめまくる!なんてすばらしいのでしょう!

また今回の現場訪問も理想のおばあちゃん/師匠に出会ってしまって、とてもうれしいお出かけとなりました。

こんな風になれるよう、これからも日々精進していきたいと思います。

↑人生の師匠に抱きしめられた後の幸せいっぱいの私。