今現場は今年最後の道直し訓練をしています。

 

事業地はニャンザ郡です。昔ルワンダ王国の王様が暮らしていたキガリから南へ車で3時間ほどのところです。

 

ニャンザ郡は当初から郡政府の土木部長さんが私たちの事業に高い関心を示してくれていたので、郡内全地区に人材を確保したいという意気込みから、全セクターの道直し現場から代表者が集められました。中には朝の4時に自宅を出発してくる参加者もいますし、数人で近くの空き家を借りて合宿をしている参加者もいます。とにかく熱心です。

 

今週でこの現場が終わったら、現場作業はいったん落ち着きます。

今年は6,7月にコロナの感染が深刻化し、キガリが封鎖されたりしたため、6月20日から1か月の間、COREエンジニアたちは自宅に帰れない日々が続きました。一度帰ってくると現場に戻れない為、フイエ郡とギサガラ郡での訓練が終わるまで、現場にとどまる選択をしたのです。

 

まさに、現場エンジニアにとっては怒涛の半年間でした。お疲れ様でした。

 

後半は雨季でもあるため、フォローアップ訓練(植生工もあるので乾季にはできない)が数日ある他、高等技術学校とのミーティングや、インフラ省とのミーティングが主な活動になります。

 

ではでは、これからもどうぞお付き合いくださいませ。

 

↓施工前はこんな道路でした。

 

 

千の丘の国と呼ばれるくらい山坂ばかりの国ですから、この施工箇所も坂道です。

 

 

坂道に敷き詰めた土のう袋のすべり止めの工夫です。