11月11日、(1111の日 笑) ガチボ郡での訓練修了式を行いました。

 

今回、ガチボ郡の地方ラジオ局、イシンジロ放送で、私たちの活動が紹介されました。

また、Igiheという3大全国紙の一つにも掲載されました。ルワンダ語の記事ですが写真も多く掲載されているので是非クリックしてみてください。

 

ルワンダ語の記事の概要を紹介すると:

「ガチボ郡の50人の若者が、道普請人の道路整備工法研修に参加しました。

参加者たちは、「技能を身につけ、未舗装道路を低価格高品質に補修できるようになったので、公共事業を発注してほしい」と郡政府へ呼びかけました。修了式に参加した副知事(経済担当)は、訓練生たちに、これからの農道整備を担っていってほしい、と呼びかけました。」

 

 

ガチボ郡には既存の道路整備グループがある地区もあるのですが、生活保護受給者を対象とした道路整備プログラムの参加者であるため高齢者が多く、地区エンジニアが主体的に、既存の道路整備グループを活性化させるために地区の若者たちを勧誘し、今回の訓練の参加者となりました。そうして4地区から集まったのが50人の参加者です。

 

それにしても、ガチボ郡の若者たちのの明るいことといったら!わちゃわちゃです。

 

ガチボ郡はとにかく土地の豊かなところで、バナナ、マメ、トウモロコシ、何でもよく育っています。食べ物には本当に困らない、作物はどれもおいしい、とだれもが話していました。どこのお宅のお庭にもバナナの木がたくさん!私がルワンダ人なら家を建てたい場所ナンバーワンだと思います。景色も緑豊かなとてもきれいなところです。

 

さて、

先週行われたおさらい訓練では、2チームに分かれて、保健センター前と、郡副知事が「郡内で一番ひどい道路」と表現する居住地内の道路で行われました。

               

 

 

修了式前に、副知事も現場視察へ。副知事も良く知った道路が、すっかり補修されているのを視察し、技術の効果に納得いただきました。この後、工法について沢山の質問をされ、他の施工地も含めた訓練前、訓練中の写真を送ってほしいとリクエストも頂きました。

 

 

そして修了式。修了証書の授与と、副知事のスピーチ、参加者からの質疑応答と議論、など、

 

笑わせるような質問?も飛び出し、COREエンジニアに突っ込みを入れられる若者が最後列に!

 

副知事から修了書の授与

 

最後に集合写真。もう最近はソーシャルディスタンスにも疲れてきた様子。すっかりいつも通りくっついて撮影。7月のンゴロレロ郡での修了式は、ぎこちなくソーシャルディスタンスを取りながらの集合写真でしたが、さすがにルワンダでもそろそろコロナ様式への疲れが出ているのかもしれませんね。この後も、私なんぞ若いお姉ちゃんお兄ちゃんたちにもみくちゃにされながら、ワイワイと撮影会でした。

 

こうやって、現場で若者たちとわいわいできることが、この年になっても、私の一番の楽しみです(笑)。

今回も、たくさんのエネルギーをもらいました。

 

今回もガチボ郡政府の皆さんには温かくご協力いただきました。副知事、道路担当エンジニアのエマヌエルさん、市民セクター調整員のプラシードさん、地区担当エンジニアの皆さん、素敵な訓練になるようご協力いただきありがとうございました。

訓練途中で雨が降ったりしたために、また今回も土日関係なく、頑張ったCOREエンジニアのオベッドと運転手のサファリもお疲れ様でした。

 

行く先々で、私たちの道直しを「これいいね!」と本気で思っていただく瞬間がとてもうれしいですね!ルワンダでの「これいいね!」の声が、日本で道普請人を応援してくださる皆さんにも届きますように!