昨日は雨の雨水。
フラのクラス。の後
純喫茶でお茶をした。
汗をかきかき、息を切らせて踊り
わははと笑い、話しをする。
先日観たドキュメンタリーを思い出した。
12人のおばあちゃまたちが
「白鳥の湖」を踊りたい!と
国立バレエ団の振付師に直談判、
奇跡的に「白鳥の湖」で主役に抜擢された
若く美しいバレリーナに指導してもらい
最後はおじいちゃんおばあちゃんたちのいる施設で踊る。
彼女たちのプロセスがとても微笑ましい。
最初は「膝が痛い」とか「ビールが飲みたい」とか言っていたおばあちゃまたち。
その後
一緒にご飯を食べたり、畑仕事をしたり、
「ああだ。こうだ。」と言いながら
自分たちだけで振り付けを練習をしている姿がなんとも可愛いらしい。
お喋りが大好きなおばあちゃまたちは
“膝に2回薬を塗ったこと”や“脚がつったこと”
“寝てばかりだと床ずれができるわ”と言っては“わははは”と笑い
そして話題は
振り付け指導をしている若くて美しいバレリーナのことへ。
そのときの彼女たちは娘や孫の話しをするようではなく
まるで親友の話をしているようでした。
最後の練習の後おばあちゃまたちは
「何か踊ってほしいわ。あなたほど美しい白鳥はいないもの。」とおねだりをしたり
「あなたのこともっと知りたいわ。恋人はいるの?」と悪びれる様子もなく聞く。
それは、ものすごく素直な表現で
バレリーナも素直にそれに応える。
そして
「生まれ変わったら全員バレリーナになるわ」と言って大笑い❗️
なんだか自分がフラを始めてから味わっていることを見ているみたい。
踊りを教えていただくことは
ただ手振りやステップを教えてもらうだけではないということ
色々な場面で教えていただきました。
恥ずかしさや情けなさを感じて
苦しい思いをすることもありましたが
(ほとんどそうだったかもしれません…)
今はこのおばあちゃまたちと同じように
声を出して笑って喋って
踊っている。
数ヶ月前に友人にサラッと
「フラに逃げていたよね」と言われて
そのときは笑っていたけど
後々凄く氣になっていたことに氣づきました。
それもプロセス。
今起こっていることがどういうことかなんて
後にならないとわからない。
ただただ素敵なお仲間さんとおばあちゃんになっても踊っていたい。
「チェコ スワン」
https://m.youtube.com/watch?v=vSDZ7XP5zo8#