前にTwitterのRTでなるほどと思ったことがある。
誰の発言だったかもわからないけど、楽しそうなお祭りをしていればふらっと誰かが立ち寄ってくれる、そのお祭りに来た観光客がその場所に住みたいって思ったらいろいろ教えればいいだけで、まずは来て楽しんで貰うのが大切だと。
バンギャルでいうとこの古株と新規
他でいうなら古参新参かな。
そんなお話しをします。
国を演者、政治を運営、その国が始まったころに居た人を(このへんも実に曖昧だけど)原住民とします。
中にはその国ができる前から居た人もいるのでそのへんはざっくりで。
だいたいどこでもモメてくるのは、人の出入りが激しくなってきたあたりからよね。
今まで直接国に触れ政治にも口を出して、それこそ土地を耕し道を作って住みやすい環境を作って努力していた。
ただ、それだけじゃやっぱり足りなくて他の地からも水源を引っ張り力を借りて作物を作って。
国を豊かにしたい、こんな素晴らしい国だからもっと知ってもらいたいから
作物を安く譲ったり、気軽に入ってこれるようにお祭りをしてみたりして
そしたらいろんな人が来てくれるようになって、お祭りもたくさんできるようになって。
そしたら出てくる問題点
一生懸命作り上げたお神輿を軽い気持ちで持ち上げて壊しちゃったとか
楽しすぎて羽目を外しすぎちゃったとか
人が多すぎて前までよく見えてたお神輿が見えなくなっちゃったとか
今まで安く食べられてたものが売れすぎてなくなっちゃうから値段高くなっちゃったとか
たくさんの人が来て、賑わって、お金も入るようになったけど
お祭りが終わった後は、踏み荒らされた地面とそこに落ちているゴミ。
だけどまたすぐつぎのお祭りをしなきゃいけない、だからさっさとうわべだけでも片付けてつぎの楽しいお祭りをしなきゃいけないって頑張る。
楽しくて居心地がいいお祭りがたくさんあるから観光客だった人が、ここは住みやすい国なんだって思って滞在するようになって
だけど観光で滞在してるだけだから、お祭りを作るところからはやってくれなくて。
それをわかってくれて協力してくれてた原住民たちにも見えないストレスはどんどん溜まって、来て欲しいと願っていた観光客を煩わしく感じてどんどん疲れてきてなんでこんなやらなきゃならないの?ってなって
だから政治でどうにかしようと新しい法律を作る。
外部から来た人にその法律を守らせる為には原住民が模範にならなきゃいけなくて。
結果、原住民がお祭りを作る苦労も後片付けもしなきゃいけないのにお祭りを楽しむ時間ですら制約がたくさんできて楽しめなくなっている。
何回も来て滞在してくれてるから国に政治に沿って貰おうと教えれば、楽しくないつまらないと他の国に行って「あそこの国はうるさい、つまらない」と言われるし
そう言われたら悲しいから楽しむだけたのしんで貰おうとすれば国がきずつけられたり、おとなしく見ていた観光客がなんか怖いなって居なくなっちゃったり。
そんなことをずっと繰り返しているうちに、良くも悪くも国はどんどん大きくなって。
国と政治と原住民にすれ違いが増えていくのはどこも仕方ないのかも知れない。
続きはまた書きます。

