コレカラドットコム 編集部 みんみんです。
秋の夜長をお伴すべく、みんみんの好みに偏りつつ、いくつかオススメな本をご紹介してみたいと思います♪
一冊目は・・・電車で読むのが危険な本。
まず、電車の中で読むのはものすごく危険だと思われる種類の本というのがあります。1つは号泣してしまうようなもの、そしてもう1つが爆笑してしまうもの。
私も当然その2つを電車の中で本を読んで号泣したりついつい笑ってしまったり、そんな経験は一度や二度ではなく・・・。特に原田宗典さんのエッセイの大ファンの私は、それを読んでニヤニヤニタニタしてしまったり、まだリリー・フランキーさんの「東京タワー」が出版されてまもない頃、本屋さんで見かけて即購入。半分くらいまで読んで切ないけれど、涙は流さない感じかな・・・と思って安心して翌朝電車で読むと号泣!!!ハレぼったくなった目をしながら会社に出勤した。。。
なんてこともありました。
ということで、今日は私の大好きな浅田次郎さんの本をご紹介してみたいと思います。
タイトルは「きんぴか」です。
- きんぴか/浅田 次郎
- ¥2,039
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この「きんぴか」というのは、浅田次郎さんの「きんぴか」というシリーズ3冊を1つにまとめた豪華版で、
○きんぴか1 三人の悪人
- 三人の悪党―きんぴか〈1〉 (光文社文庫)/浅田 次郎
- ¥560
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- 血まみれのマリア―きんぴか〈2〉 (光文社文庫)/浅田 次郎
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- 真夜中の喝采―きんぴか〈3〉 (光文社文庫)/浅田 次郎
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この3つの作品が収められています。
中身は、ぜひ読んでもらってから・・・と思っているのですが、せっかくなので、カバーに書かれた文章をそのまま載せてみたいと思います!きっとコレでストーリーが少しだけわかるはず。(←もちろん、内容は読んでからのお楽しみです☆)
≪きんぴか1 三人の悪人≫
坂口健太、通称ピスケン。伝説のヤクザ。敵対する組の親分を殺り、十三年と六月と四日を刑務所で過ごす。大河原勲、通称軍曹。湾岸戦争への自衛隊派兵に断固反対し、師団長の前で抗議のピストル自決・・・・未遂。広橋
秀彦、通称ヒデさん。収賄事件の罪を被り、仕えていた与党の大物議員に捨てられた元政治家秘書。あまりにスケールが大きく、あまりにも個性的であったがゆえに、世間からはみ出してしまった男三人が、彼らを欺いた巨悪に逆襲をはじめた!情に厚く、侠気に溢れた男たちが疾走する、悪漢小説の金字塔。
≪きんぴか2 血まみれのマリア≫
ピスケンが恋をした。お相手は、『血まみれのマリア』こと阿部まりあ。
泣く子も黙る救急救命センターの看護婦長で、今まさに息絶えんとする重体患者を救うこと数知れずの、奇跡を呼ぶ女だ。あまりに意外な組み合わせに、驚きのあまり絶句する軍曹とヒデさん。二人に構わず、一途で不器用なピスケンは、マリアのもとに通いつめる。はたして、この恋は実るのか!? 自衛隊が、極道が、そして警察までもが彼らに振り回される! 命をかけて生きる、タフで純情な三人組の眩しいほどにストレートな世直し稼業は終わらない。巨匠・浅田次郎の痛快悪漢小説、佳境の第二巻!
≪きんぴか3 真夜中の喝采≫
草壁明夫が殺された。広橋の器量に惚れ込み、彼をスケープ・ゴートにした大物政治家・山内龍造の悪行を報道した、あの気鋭のジャーナリストが・・・・。訃報を耳にした広橋は凍りつく。『あなたの伝記を書くことが私のライフワ
ークだ』とまで言ってくれた男を、自分はひとりぼっちで死なせてしまったのだ・・・!!ヤクザと悪徳政治家が自己弁護と保身に走るなか、正義の暴走を敢行するピスケンと軍曹。広橋も立ち上がる。草薙に伝え忘れたあのセリフを、口にするために!省みて、天に恥じる行いはただ一つもなし! ピスケン、軍曹、広橋の破天荒な物語、ひとまず完結!
退職したマル暴刑事向井権左エ門に集められた、時代に取り残されたような男3人が、「ガキの頃から夢に見たことを片っ端からやってみろ!」と言われて、法律の目を逃れて悪いことをしている人たちを懲らしめていく物語。
ベタな話と思わずに、一度読んでみると、読み終わった後に爽やかな気持ちに感動するはず。泣いたり笑ったり、ある意味疲れちゃうかも知れないけれど、とってもオススメで、ホントに『きんぴか』な本でした♪
やっぱり浅田次郎さん、大好きー☆
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