体温調節の補助②

 空気は、熱伝導率が小さく熱を伝えにくいので、空気を保持することで保温性が高まる。寒い季節には、空気を上手に保持する着方を工夫するとよい。一般的には、起毛した布、厚い布ほど保温性に優れるが、布1枚の場合よりも、厚みが半分でも2枚の布を使って、間に空気層を作る方が保温性は高い。また、体を覆う面積を増やし、襟ぐりや袖口の開口部を閉じると、保温効果が高まる。

 

 

 

 暑い季節には、被服で外部の熱を遮り、体表から熱を逃すよう工夫する。夏の被服には、薄地で通気性のよい素材を用い、襟、袖、裾など開口部が大きくゆとりの多い形が適する。