足利事件100122

冤罪…、、
それはあってはならないもの。。
当たり前だがそれを改めて考えさせる事件である。



菅家さんは本当に気の毒だと思う。
たかだか1000人に一人、足利だけでも50人もいるといわれるDNA鑑定のみが唯一の物的証拠。

ただそれだけのみで犯人と決め付けての取り調べをした検事に当たったこと、
例えば真実を明らかにしたいと思う通常程度の正義感がある検事であれば全く違う結果になっていたであろう。




17年間無実の罪で服役すること。それは私が生きてきた3/5以上、想像しがたい。
警察や検察、そして特に担当をしたあの謝罪すらしない検事、

一生許すことができないほどの辛さ、悔しさ、やり切れなさであると思う。






しかし同時に今私が思うことは、被害者遺族のかたたちの気持ちである。

じゃあ真犯人は誰なのか？17年を経った今では見つけるのは難しいと思う。
同一犯だと思われる事件は続々と時効を迎えている。


自分自身に非があるかないかの観点でみたとき、
一番理不尽なのは遺族のかたたちであると私は思う。


私がもし遺族の方だったら、自白をしたことによって真犯人への捜査を遅らせた菅家さんも少なからず恨んでしまうと思う。


もちろんそれが世間的にも、倫理的にも謬った恨みであるとは分かる…。。









…分かるけれど、やり切れない。



苦しんで娘を失った悲しみ、そして怒りを誰にぶつければいいのか。。

分からなくなる。




一生消えない傷負った方々、、
それを少しで軽くできるよう、
事件の真相究明を強く望みます。