昨日、放課後デイサービスにきた男の子2人は共に、多動がある。

 

多動性障害ってのは、一言でいえばじっとしていられない。衝動性もある。

いえば、エネルギーが人よりも多い。

 

あたしはエネルギーが少なめで引きこもって生活しているので、エネルギー高めの人とそもそも波長は合わないと思っている。

 

常にサッカー場を走り回っていたい人と、のんびり海を眺めていたいあたしはフィールドが違う。

 

なのに、何度も何度も

「おにごっこをしよう」

とあたしを誘うわけ。

 

なるべく気を散らして、そこにいかないようにしたけど、ちょびっとだけやったんよ、おにごっこ。

 

うちの放課後デイサービスは音楽療法がメインなの。

おとなしく音楽なんかその子らやんなくて、先生もため息ついて、お疲れやった。

 

 

で、あたし思ったんよ。

「自分の在り方はこれでいいのか」って。

 

おにごっこやりたかった?

バシバシ叩かれて、それでよかった?

 

先生やから、

機嫌よく過ごしてもらいたいから、

とか、

外側の理由でやったりしなかったか?

 

 

「ここのやり方なんで、やってください」

とか強要されてあたしは振り回されたいのか?←言われてないけど。

 

見えてくる、大事なこと。

 

あたしは鬼ごっこやりたくないし、寒いのに、めっちゃ寒い中、外で遊んだりやりたくない。

同じように、音楽をやりたくない子だっているだろう。

 

やりたくないからやらない、なんてこと許していると、

無秩序に崩壊してしまうんじゃないか、という怖さもある。

でもほんとかな?

鬼ごっことか、あたしの役目じゃないことムリして引き受けると、ひずみが生まれるもんな。

 

「イヤなことでもやりなさいよ」

と言いたくなる現実を生むし、

「いやなこと言ってくるあんたはキライやわ」

と言いたくなる。

 

何よりも、

外側を理由に、あたしの気持ちを殺した自分をまたキライになるんよ。

 

あたしの在り方はこれでいいんか?

 

「先生っていう立場」をあたしの上に置いてないか?

 

あたしはきっと毎日自問するだろう。

 

あたしがあたしであるために。