期末テスト前に

クライミングに行く予定を入れていた長男くん。

 

約束時間の2分前に目覚めるという失態を犯し、断念。

その日の夜、

「行きたかった~」

と言うので、

「遅れて行けばよかったのに」

と言うと、

「えっ!行ってもよかったん?期末前やし、あかんのかと思って・・」

チーンチーンチーンチーンチーン

 

 

 

彼が抱いた、

「期末テスト前に勉強しないでクライミングに行ってもいいんだろうか・・」

という迷いと罪悪感は、

 

誰も何も言っていないのに、

責められている

きっと怒っている

という妄想を繰り広げ、一人諦める選択をした。

 

 

私の普通の顔が、不機嫌な鬼のように見えたんでしょうね。

いや、それなら最初から言うっちゅーねん。

もはや「察しなさいよ」の世界にいないんだから。

 

罪悪感からの妄想劇。

ひとり脳内で繰り広げられたコント。

 

それが、一瞬で吹き飛ぶ瞬間の安どの笑顔。

誤解が溶けて体が緩む瞬間を見るのが好きドキドキドキドキ

 

すべては一人コントだと気づく練習中だわね。

と小賢しくほくそ笑む私ドキドキ