アイコンママブロネタ「日々のできごと」からの投稿


明日で
阪神淡路大震災から20年になります

はやいです

私は当時大学4年生で、前日まで神戸にいたんだけど
当時付き合っていた彼に早く会いたくて、前日の夜に大学近くの下宿先に帰りました

テレビで神戸のすごい様子にびっくりして
実家に電話したけど繋がらなかった
家族は全員無事でした


実家は神戸といっても田舎の方だったので、幸い被害も少なくて
私はその日、その場にもいなくて

震災後の4月、就職して実家に戻りました

就職先やお客さんとのやり取りで
「出身はどちらですか?」
ときかれて

「神戸です」
と答えたら
皆さんの顔が曇って、かわいそうに、大変でしたね
って言うやり取りが必ずあって

でも、
私はその時神戸にいなかったし、とてもひどい被害に遭われた方や亡くなった方がいるのに、私は何にも出来なかったし、
「神戸の出身です」
ということがなんだかそぐわない気がして
反対に
なんだか悪いことのような気がして
ずっとモヤモヤしていました

今も
小学校で震災の事を親に聞いてくる、という宿題があるのだけれど
話せることは本当に何もなくて
被害に遭われたり
悲しみに沈んだ方たちにたいして
何もできなくて
思いを共有できなくて
申し訳ありませんでした、ということを毎年思ってしまいます

震災に遭われて
今も無事に生きておられる方々が
どうか20年たった今
幸せでいらっしゃいますように
と祈るばかりです