■ レアアイテム販売【CORE-BOX】
さて、今回も問題から始まります。
この骨、どの部位の骨でしょう?
一見すると、飲み物をかき回すマドラーのようです。

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正解は「陰茎骨」です。
こちらの陰茎骨はアナグマのものです。

イタチやアナグマの陰茎骨は、先がフックのように曲がっています。
陰茎骨について知識のないスタッフは、色々と調べてみました。
まずわかったのは、陰茎骨はどの関節とも繋がっていないこと。
陰茎の中で宙ぶらりん…何とも不思議な骨です。
次に、長さが長いほど交尾の時間が長く、短いほど時間も短いということ。
ネコの陰茎骨は大変短く、交尾時間も1回数十秒。
(数時間の間に、繰り返し交尾を行います)
反対にアナグマの陰茎骨は10cm前後あり、交尾時間も1時間くらいに及びます。
そして、極地に住む動物の方が陰茎骨が大きいということ。
例えば、ゾウアザラシとセイウチは体長にそれほど差がありません。
けれど、陰茎骨はゾウアザラシ:約20cm、セイウチ:約60cmと
その差は歴然です。
陰茎骨はペニスの支えとなって長時間の交尾を可能にし、
より確実に精子を卵子まで届ける働きあると考えられています。
ゾウアザラシより厳しい環境の北極に生息するセイウチは、
自分の子孫を残すという本能に従い、受精率を上げて生存競争に
勝つために陰茎骨を大きくした…ということでしょうか。
陰茎骨について調べていて、スタッフが一番驚いたこと。
それは、「ヒトには陰茎骨がない!」です。
男性は「何を当たり前のことを」とお思いかもしれませんが、
女性スタッフにとってはかなりの衝撃でした。
多くの哺乳類は陰茎骨を持っています。
サルの仲間もほとんどが持っていますが、ヒトやメガネザルなどが
例外的に陰茎骨を有していないそうです。
子孫繁栄のためには、陰茎骨がある方が有利なのに。
ヒトが陰茎骨を持たない、明確な理由はわかっていないようです。
最初からないのか退化してしまったのかはわかりませんが、
ヒトは陰茎骨を持たない珍しい動物なのでした。
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