こんにちは
先日、学校で音楽会がありました。
幼稚園時代は本番で、何もやらずにフラフラしたり、やらなかったりの姿を見る、ハラハラする憂鬱なイベントでしたが、小学生になってからは本番ではちゃんとやりきれるようになりました。
練習では、1年生2年生の頃はやれていたのですが、不安定になってきた3年生辺りから、また練習がちゃんとやれなくなる事が出てきてしまい、3年生の担任からは体の成長と精神の成長がグッと延びる年齢だから、そのバランスで不安定になったりする子も居るからって話を聞きました。
体も筋肉がついてきたりガッシリしてきたり背も延びて体重も増えたりするのと、脳の発達も関係してくるという話はなるほどなぁと思うし、それにともなって、心の成長もしていくことで不安になるのかな。そういう自分の変化
に対応する力は弱いのが、特性ということなんだろうな。
コロナの影響で、発表会も見れるのは自分の子供の学年だけ、10分程度で終了となり、あっという間に終わってしまう行事になりました。
ちょっと呆気ないんですが、頑張っている姿を見れる貴重な機会です。
今月は、音楽会に親子教室、病院の通院に個人面談と何かと仕事を休むことが多く、夫婦で協力しながら調整してやりくりしてます。
主人がわりと平日なら休みが取りやすい職種なので、そこはかなり助かっています。
投薬が始まりました。
これについては書こうか迷ったんですが、
1つの記録として残しておこうと思って書くことにしました。
これは、れんの場合です。
それだけです。
効果があるかないかは一人一人違うし、飲んでみないと分からないものであることは変わらないです。
そして、もちろん薬だけで全ての症状は治らないことも、分かっています。
なので、過剰に期待しすぎない事に気を付けようと思いました。
薬は自転車でいう補助輪の役割なのかなと思っています。
もしかしたら、発達障害の子が乗ろうとしている自転車は変形自転車なのかもしれない。
補助輪を付けたら自転車はこげるようになるけれど、乗れるようになるわけではないですよね。
でも、それを付けてこげるコツが分かれば、こぐ楽しさは分かります。
そうしているうちに、補助輪は、1つでこげるようになるかもしれない。
そのうちに、変形自転車に乗れるようになるかもしれない。例えその乗り方が他の子とはちょっと変わった乗り方でも、進み方が分かるかも。
前に進む方法を工夫するようになるかも。
全く進まなくて、転んで怪我をしているうちに、進むことを止めてしまわないように。
そうやって人生を歩いていけたらな。
今はそんな心境です。
担当医が、
ADHDの子は、学校で怒られることがやはり多いです。
ずっとそうやって怒られて、そのうちに自分なんて何も出来ないという気持ちになって、もういいやって思って犯罪に走ってしまう子も多い。
誰にも認められなくて、どうせやっても出来ない、怒られる、認められないってなっちゃう事は避けたほうが良い。
親との信頼関係を崩さない事も重要です。今の年齢の時、ガミガミ怒られて、中学生高校生になったときに反抗期になって反抗されたら、お母さんではもう力で勝てない。
そうなってしまうと大変です。
今はなるべく怒らない。
気になることは沢山あると思うし、やると思うんですが、耐える。命に関わったり、絶対的にダメなことは叱るけれど、それ以外は見過ごすようにして、関係を崩さない方が将来のためになる。
だから、親はかなり忍耐が必要です。
初診の時に言われたんですが、もうこれな、
言ってることは分かりすぎるくらい分かるんだけど、怒らずに居られない。
本当に親の忍耐、半端ない訳よ。
宿題すぐやらない、ゲームやめないなんて、毎日なんだもーん。ザラな訳。
相談して、まず早急に学校生活の建て直しを何とかしたいということを話しました。
実際、家庭での数値より、はるかに学校での数値の方が高く、困り事が多いからです。
これは、学校の方が刺激が多いせいでしょうと言われました。周りに人も多いし、やる課題もありますからね。
そして、担当医に勧められたのは
コンサータ
登録が必要な薬で、一回に30日分しか処方出来ないため、1ヶ月に一回必ず病院に行くことが必須。
効果は12時間。
朝に一回飲む薬で、主な副作用は食欲不振。
給食が食べられなくなる子が多い。
ただ、薬が効いていない朝と夜しっかり食べれれば良いということでした。
不注意に強い効果を発揮しますが、脳の興奮を高めるため、不安を強めたり、躁状態を導いたり可能性があり。
学校にいる間、効果が出るので、落ち着いたり集中出来るようになる作用を期待。
だだ、給食大好きなれんが、給食が食べられなくなるってワードに
拒否反応。
給食食べられないのは不安。
食欲落ちるのは嫌、給食はおかわりしたい。
それなら、飲みたくない。
と、飲むこと自体を拒否。
担当医も、そこが不安ならと、他の薬にしましょう、という話しに。無理やり飲ませることは出来ませんからね、と。
薬に関して作用などはインターネットなどで調べると出きますが、不安なことなどは担当医に直接聞いた方が正しい知識が得られるように思います。
なぜなら、副作用の現れ方や効果などは個人個人違うので、より沢山の実例を見ている医師の方が正しい知識があるように思うからです。
インターネットの情報を鵜呑みにすることは危険もありますから。
本人と話して、コンサータ以外なら飲んでみても良いということになり、
ストラテラとインチュニブの2つから選ぶことになりました。
作用など詳しい事はあまり聞かなかったんだけれど、ストラテラは、朝と夜飲む薬で、
インチュニブは夜一回飲む薬。
どちらも眠気が主に副作用で出る子が多い。
ストラテラは液タイプもあるけど、
ものスッゴク不味いらしい。
インチュニブは錠剤。
という話しを聞いて、初めて飲むものだし、
1日一回だけの方が飲みやすいかな、ということで、決めたのが
インチュニブ
前頭葉の働きをよくするだけでなく情動を安定させる働きもします。イライラ・癇癪・衝動性・ルールが守れないなどが強い場合には優先
効果が出るのも、コンサータはすぐ効果が出るらしいけれど、インチュニブは1、2週間位ということでした。
ストラテラは、1、2ヶ月位という話でした。
まずは最小量の1mgからスタートして、1ヶ月後の受診になりました。
体重的に少ないので、もしかしたら、効果はまだ出ないかもということでしたが不安でした。
一番不安だったのは副作用で、ちょうど仕事の四連休前から始められたので、休みのうちに様子が見れると思って、それは良かったです。
効果がすぐ出るのがコンサータという話しで、
効果が高いということは、強いんだろうな、という印象もありました。
一応、登録だけは済ませてもらって、いつでも処方はしてもらえる状態にはしてあります。
そして、初めての投薬がスタートしました。