こんにちは。


現在小学校一年生の息子れんの過去の記録です。
発達障害グレーで、普通学級に通っています。




幼稚園年長になり、園の特色の一つである、マーチングパレード。
れんがやるには難しいと、ユニフォームももらえず、不参加決定されてしまいました。
納得できずに、それでも柔らかくせめて本番まではやれるだけ練習させて欲しい事、言われるほどやれてないのか旦那が見学したいと伝えたところ、園長先生と面談しましょうということになりました。




火曜日の朝、れんを送って行くと、そのまま園長室に通されました。


れんの練習の様子。
普段の様子。


練習では、同じクラスに、やはりグレーの子がもう1人いるのですが、その子と相性が悪く、れんが追いかけたり、叩いたりしてしまうと言う指摘を以前から良く受けていました。


年中の頃は、仲良く遊んでたんです。
教室を抜け出すときも、2人で出てしまったり、1人でると、誘って出たり。


それが、年長になり、もう1人の子A君は、教室に居れるようになってきた、誘っても来てくれない。
それで、手がでてしまう。すると、他のお友達が、A君の周りを囲んで守ったりする事もある。
そうされることで、余計に孤独感というか、仲間外れにされたという気持ちになって、よけい執着してしまっている。



そうすると、追いかけたりしたり。
A君は、そうされると泣いてしまう。
彼は、表現が泣くことしか出来ないんです。





特に、主任の先生なんですが、よく、
れん君力が強くて、って言われるんです。

多分、手を出すのがれんだから、押さえつけられたり、離されたり、無理やり別の部屋にとかされていたんじゃないかな?と思うんです。
そうすることで、なんでA君ばっかり、と言う気持ちが強くなってしまったんだと思います。


それが積み重なって、年長の時は、本当に敵視してしまってました。
先生が守るのは、やはり泣いているA君、
叩くれんは、離される。


この他害に関して言うと、二次障害でした。



遊びで引っ張って、階段から落ちそうになってしまうなどの危ない場面もあります。
普段は温厚で優しいんですが、スィッチがはいると、目つきも変わるし、危ない面も持っています。
そういう二面性が園では見られます。集団では、違う面をみせるんです。


他の子は、年長で大人になってきてるので、れん君が、そういう状態になったときは、引いてくれたり、譲ってくれたり出来るんですが、A君はそれが出来ません。
それでトラブルになることも多いです。


それでも、れんは私がみる限りでは、お友達とも仲良くしてるし、他の子も話しかけてくれてるので、園で言われるほど酷いことをいつもしているわけではないはずなんです。


その頃、転勤の話もでていて、転園するかどうかとかも悩んでる時期でした。



もし、引っ越しされて違う保育園、幼稚園に行くとしても、
そこの園長先生に、その事は説明されて入られた方がいいです。
必ず、何かしら必ずトラブルになると予想できますから。

朝の会も、毎朝20分ありますが、全部座れて参加出来たことはほとんどありません。
フラフラ歩き回ってしまったり、A君の近くに行って絡んでみたり。

そんな状態なので、マーチングの練習も、まず開始する場所に座るところまで持って行くのに時間がかかります。



太鼓をやり始めても、途中で好き勝手に叩き始めたり、
そうすると、他の子も、その音に引っ張られたりしてしまったり。




朝20分座れない状態で、マーチングの練習する事は、辛いと思うんです。
先生方も毎日話し合って、どうするのがれん君の為なのか、どうしたら良いのか、話し合ってます。



こうまでして、やらせることは本人のためになるのか、話し合ってます。
先生方も、たくさん考えて、毎日話し合って考えてます。

ただ、月曜日は20分頑張って練習出来ました





昨日のようにやれるなるば、本番までは出来るようになれると思いました。
なので、こうして、やらせて練習させる事が、本人のためになると信じて、私達もやってみようと思います。




今回、今までれん君のような子ども達は、マーチングはやって来なかったんです。
ご両親に話しても、
そうですよね、うちは無理だと思います。
と言われることが多かったんです。
本人も興味も示さなくて、練習期間、一回も参加しないで終わる子も居ました。


やらせたいと言ったのは、うちだけ。



ご両親にも、辛い思いをさせてしまって、申し訳なかったです。
先生方も、れん君のためを思って、色々話した結果、参加しない方が良いんじゃないかと思って、お話しさせて貰ったんですが、すいませんでした。






ただ、マーチングは、本番ではなく、練習が一番大変なんです。

本番ちゃんとやれて、親御さん達は、良かった、やれたと喜ぶだけですが、その課程が一番大変なんです。
先生方のその大変さも分かって欲しいです。





ここはこうしたら良いかとか、こことここは、部屋を離してみようか、など、本当に大変なんです。

そういう先生方に感謝の気持ちを伝えていくことはとても大切だと思います。
ご両親が、一生懸命されていれば、私達も人間なので、こちらも頑張ろうと言う気持ちになりますし。








私も今まで、先生にはいつも頭を下げて、間違ってることでもそうして子育てしてきましたから。

れん君は、いろいろな面を持っているお子さんです。人のこともよく見ています。


いろんな人に頭を下げて、宜しくお願いしますとか、いろんな所に連れて行って、アドバイスや意見をもらいながら育てて行かなくてはなお子さんだと思います。
それが将来のれん君の為になると思います。







あとは、朝の練習の時に、旦那にたまに入って貰うように言われました。
親がいれば、やるかもしれないということで。
旦那は昼出勤なので、入れるときは、一緒に練習出来ると伝えました。





普段、朝の会の20分でさえ座れて居ないこと。
目つきが変わる、怖い面を持っていること。
他害は、A君がほとんどなこと。
マーチングは、とりあえず、本番までは練習して、一応現時点では参加予定にしてもらえること。
先生方に、感謝を伝えていくこと。
練習に、旦那も参加すること。
園長から、謝罪のことばを聞けたこと。
いろんな人に見せて、意見をもらいながら育てていく必要のあること。





そんな内容だったと思います。

緊張して、マーチングは無理ですと言われると思っていたんですが、

月曜日はやれていた事で、とりあえず本番までは頑張ってもらえると言われ、ホッとしました。


二面性を持っている、危険な顔がある、集団では違う面を出すと言われ、また、必ずトラブルを起こすと言われたのは、かなりショックでした。



それでも、園長先生が謝ってくれたことで、除外されたことに関する不信感は少し和らぎました。

ただ、これから就学までで、今の状態で大丈夫なのかという不安は強くなりました。




より、発達障害であるという気持ちが強くなり、すぐにでも何かしなくてはならないんじゃないか、そういう気持ちになりました。