スプラトゥーン2の話ですが、私はウデマエS+帯、8歳の息子まるちゃんはAからS帯といったところです。

(このAとかSとかいうのはそれこそ上手さのランクの話で、Cからスタートで、C、B、A、S、Xとランクが上がっていき、各帯はさらにそれぞれ三段階にランクが分かれています。

S帯だけ、S+の0から9と10段階に分かれています)

 

まるちゃんは動きといい、索敵の早さ、射程距離の取り方などセンスの塊なんですが、子供だからこそ、勝つために何をしたらいいかとかを考えることができません。

やはり、自分がしたいことを優先になってしまうんですよね。なので。

 

「YouTubeで上手な人の動画見れば、もっとうまくなるよ」とアドバイスしました。そうしたら。

 

「自分で上手くなりたいの!」と、たいそう怒られてしまいました。

 

どうも、他の人のテクニックを学んだりするのは邪道でずるい!!と思う潔癖症らしくて。

 

 

過去に似たようなところがあった私はわかる部分もあるのですが、すっかり世間の荒波にもまれてすれっからしになってしまったので

 

「……なんで!? 自分の力で上手くなるのも、他の人の力を得て上手くなるのも同じでしょ? その分、時間を短縮しようよ」

 

と思ってしまうのです。

 

そんな彼を見ながら、今、資格の勉強しているんですけれど、こうして勉強していると、過去の受験勉強していた時の自分が

 

「なんて要領悪かったんだろう」

 

と思います。

 

入試や試験に合格することと、学校で真面目に勉強をすることをはき違えていたな、と本当に思います。

 

私がそう思えるようになったのは、自分が中学受験をする小学生に教える立場になったからですね。

 

試験ということ自体をあまりよくわかっていない子供たちを、大人たちがふるいをかける入試というものに、どのように立ち向かわせるべきか。

下手したらこれ、親である保護者もわかってないことでしょう。

 

結局、入試とは試験を作成する先生や学校との読みあいというか。

この学校はどういう子を欲しがっているのだろうか、というのを探るというか。

 

それを過去問より分析して、「この辺りの科目から点数をもぎ取っていけば受かる」とか、「貴方と相性が悪いから、よした方がいいかも」という結論になっていくわけで。

 

その子供の得意不得意と、その学校の出題傾向とのマッチングを探るのが入試予想の大事なところでした。

 

試験はその日そのテストでいい点が取れたら受かります。

逆にいうと、その時だけ、点が取れればいいという点とり勝負。

そういうシビアさに気づけてなかったです。

 

今、勉強している総合旅行業務取扱管理者試験は、勉強を開始した時期の遅さや、内容からして、はっきりいって無謀な挑戦に近いな、と冷静な目で見て思います。

これが数学とかだったらまだ勝ち目はあるんですよね。

出題のパターンが決まっていますから。

このテストで何が無謀かというと範囲が広すぎる点ですね。ただそれだけ。

4科目のうち2科目に関しては合格点取れる自信はありますが、残り二つが五分ってくらいで。

観光資源関係を、どこまで頭に入れられるかなぁと思ってます。

 

他の得点源になりそうなところを平行していれつつ、地球の歩き方を借りてきて見てみようかな。